イタウ銀行が保有する文化施設。地下1階、2階、地上1階は企画展、地上2〜4階は映画や音楽などのイベント開催、4、5階の常設展は、イタウ銀行が保有するプライベートコレクションとなっている。日曜日は、展示観覧は入場無料。それほど広くはないので、じっくりみても1〜2時間くらいで回れてしまうだろう。
ブラジルがポルトガルに支配されるようになった17〜18世紀当時にヨーロッパ人が描いたブラジルの風景や、奴隷の姿、ポルトガルの硬貨など当時ブラジルが世界にどのように知られていたかを視覚的に知ることができる。また、ブラジルの植物、動物をカラフルに描いた図鑑に掲載されているような絵が壁一杯に展示してあり、改めてブラジルの動植物の多様性に感動させられる。
現代に近いものでは、イパネマの娘の歌詞を作曲したヴィニシウス・ヂ・モライスが手書きで書いた歌詞や、建築の巨匠オスカー・ニーマイヤーのスケッチ画などの展示がある。プレイベードコレクションなので、展示の内容も時代が少し抜けている感じはあるが、お手軽にブラジルの歴史の一部を知る場所としては場所、内容ともにお手頃。
Itau Cultural イタウ美術館
セレーナ
(元大使館勤務)
ブラジルの歴史を学ぶ
- 投稿日2016/01/27
- 更新日2024/03/14
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ジャンル美術館・ギャラリー
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エリアサンパウロ
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住所
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アクセスLinha2号線 Brigadeiro駅から徒歩約4分
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電話番号+55-11-21681777
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営業時間[火-土]11:00-20:00 [日・祝日]11:00-19:00
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定休日月曜日
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