Ilpumhyang イルプンヒャン

日本の中華街のような華やかさはありませんが、ソウル明洞にある
華僑小学校前通りに、中華料理店が並びます。

その一角にある中華料理店のひとつ、イルプンヒャンは赤い看板が目印です。
2階にあるフロアに、左右に入口があります。
右は、宴会またはグループ用の円卓のあるルーム、
左は、数人で気軽に食べられるテーブル席になっています。

韓国人に定番、黒いソースでおなじみの、チャジャンミョン（ジャージャー麺）をはじめ、
日本人にもおなじみの、酢豚やエビチリなど、メニューが豊富。

韓国人に人気だという、タンスユク（酢豚）は日本の酢豚ほど酸味がなく、かなり甘め。
カラッっとあがった豚肉をお皿に盛り付けた後、ソースをかけるというスタイルで
歯ごたえがしっかりしています。
ソースに入っている野菜は大きめです。

エビのチリソースは、大ぶりのエビがぷりぷりで感動もの。
クンマンドゥ（焼き餃子）は、カラッと揚がった少し厚めの皮が香ばしく
やみつきになる味。
一皿4,500ウォンで、このボリュームは見逃でないでしょう。

スタッフは華僑の人々が多く、スタッフ同士では中国語で会話をされていました。
韓国の中華料理というと、韓国式にアレンジされているのではと思いがちですが、
こちらなら、日本人の口にも十分満足できる味なのでは。
韓国料理には少し飽きてきたいう時に、こちらの中華をおすすめしたいと思います。