Songane Dakhanmari ソンガネ・タッカンマリ

初訪からわずかの間に3度もリピートしてしまった、タッカンマリの名店をご紹介します♪

30年の営業を続けるタッカンマリ専門店 『ソンガネタッカンマリ』は 、
これまで韓国全メディアに対し取材拒否を貫き通しつつ、
2016年にNHKの番組内で初めてメディア取材に応じ、同年秋に日本のみ情報解禁となったお店です。

これまで取材に応じなかったのは、「新しいお客さんが増えすぎると常連さんが
食べられなくなってしまうのが嫌だから」という社長さんの心意気から。

美味しさを追求するあまり「一度食べたら常連になる」というのが社長さんの信条であり、
私も一度の訪問ですっかりソンガネタッカンマリ信者になってしまった程です！

そこまで人々が求めてしまう美味しいタッカンマリとは？

タッカンマリとは丸鶏一羽を使った鍋料理ですが、日本人の舌にとてもよく合う韓国グルメのひとつです。
ソンガネタッカンマリは朝は4時から仕込みが始まり、その日の仕込み分が売り切れたら営業終了。
早い時は夜8時に閉店してしまうこともよくあるそうです。

テーブルに着くと何もオーダーせずとも人数分に合ったタッカンマリが自動的に運ばれます。
他店のタッカンマリとひと目で分かる違いが【にんにくの量の多さ】ですが、
このにんにくの量でも、どういう訳か胃もたれしないのです！（筆者はにんにく多めが苦手です）
食べた後のにんにくの匂いが気にならないのも不思議！！ただただ美味しいだけっていう。
タッカンマリが仕上がるまでの一連の作業は全て社長さんが面倒見てくれるので、席に着いたら仕上がりを待つだけでOK。

タッカンマリの他にテーブルに出されるのは、タッカンマリ調味用のニラ、タレ、唐辛子ベースの薬味に水キムチです。
初訪問なら社長さんが調味用タレを作ってくれます～♪

水キムチはタッカンマリが出来上がるまでの前菜としても、箸休めとしても、あっさりとして実に美味しく、お代わりは必須です！
ニラや水キムチは足りなくなったらお代わり自由なので、美味しく頂きましょう。

社長さんが調味タレに煮上がった鶏を入れてくれたら、タッカンマリ完成の合図です。
煮込んでも身がパサつかず、弾力を残したままの鶏の美味しさに顔がほころぶ～！！！
柔らかくなったじゃがいもがスープの旨味を一身に吸収して、これまた絶品。
お箸の進み方が尋常じゃなくなります（笑）。

鶏肉を食べた後は〆の麺『ククス』をオーダーするのを是非ともおすすめします！！
ククスとは平麺のうどんのようなもの。
ククスのオーダーは一度限りとなるので、完食しても追加ができないので注文量にご注意を。
足りなくても再オーダー不可です。
（スープが少なくなっていても追スープがつきます）

朝4時から手間暇かけて仕込まれる鶏の贅沢な旨味が凝縮されたスープを、
麺が余さず吸収して、スープまで残さず食べられること請け合い！

ウォン、カード払い可能。
日本語はあまり通じませんが、簡単な日本語での意思疎通は問題ないです。

メニューは
・タッカンマリ一羽分・2万ウォン
・ククス一人前・2,000ウォン
・瓶ビール・4,000ウォンなど、アルコール類もあり

ソンガネタッカンマリの美味しさをグルメ志向な韓国人の親友と分かち合いたいと思い連れて行った時、
「このタッカンマリ、死ぬまでに一度は食べておかないと人生の損に値する」
と言い切りました！

韓国へ行ったら一度は食べておかなきゃもったいない！
そんなタッカンマリです。