Pro Ganjang Gejang (Shinsa dong) プロ・カンジャン・ケジャン（新沙洞本店）

生で蟹を食べる機会がない私たち日本人は、生の蟹の味って生臭い？…と
マイナスイメージを持つことも多いですが、実際に食べてみると
甘海老ようなのぷりぷりした食感です。

身を取り出して口に入れると、醤油の味がしみ込んだ蟹の身がトロリととろけます。
蟹の甲羅にごはんを入れて、醤油やカニ味噌とからめて食べるのが韓国流です。
別名“ごはん泥棒”と呼ばれるカンジャンケジャンなので、
ごはんをおかわりしたくなること間違いなし？！

一人前には蟹一匹とごはん、おかず数品がついてきますが、それだけだと
少し物足りないかもしれません。
韓国式茶わん蒸しの、ケランチム（卵を蒸したもの）などを追加すると
お腹も大満足でおすすめです。

カンジャンケジャンのお店が立ち並ぶ、新沙（シンサ）駅近くの『ケジャン横丁』にあります。
新沙といえば、若者たちのショッピングストリート、カロスキルや江南も近いので、移動もスムーズ。

お店は大通りから少し入った場所にあるので、わかりにくいかもしれません。
地図や電話番号など控えていくと便利です。
24時間営業で年中無休という、旅行者に嬉しいお店。
せっかく旅行に来たのだから、朝から晩まで美味しいものを食べたい人にぴったりのお店です。
日本語を話せるスタッフやメニューもあるので、言語については問題なしです。

蟹一人前25000ウォンと高く、二人前以上の注文が必要なので、
ひとり旅にはハードルが高いかもしれません。
高級料理にはなりますが、日本ではなかなか食べられないので、
ぜひ味わっていただきたい一品です。