大自然に抱かれるようにたたずむ昌徳宮は1405年に景福宮の離宮として建立されました。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で全て焼失しましたが、1615年に再建され、その後約270年もの間正宮として王族に愛されました。
昌徳宮は5大王宮の中でも保存状態が非常によく、特に正門の敦化門は焼失を免れた木造建築で当時の雰囲気を漂わせています。
また豊かな自然をそのまま生かして作られた後苑には28棟の楼閣のほか池、樹木などがあり、自然と建物の調和の取れた伝統庭園はどの季節に訪れても魅力的です。
1997年、韓国の宮殿の中で唯一1997年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
昌徳宮は自由に観覧できますが、後苑は特別観覧となっておりガイドツアーのみが可能です。観覧時間は約1時間半ですが、時間の無い方、お疲れの方のために、途中で観覧を終了し一足先に帰ることができる帰り道を教えてくれます。
後苑の観覧には一般観覧に別途5000ウォンが必要です。
せっかくですので時間を合わせて一般観覧と特別観覧の両方をご覧になることをお勧めします。
【観覧時間および料金】
■一般観覧■
[観覧時間]
9月~10月:09:00~17:00
11月~1月:09:00~16:30
2月~ 5月:09:00~17:00
6月~ 8月:09:00~17:30
入場は閉場1時間前までです。
[観覧料]
*大人(満19歳以上):3000ウォン/団体10人以上の場合2400ウォン
*小人(満7歳〜18歳):1500ウォン/団体10人以上の場合は1200ウォン
*満65歳以上は無料
※所要時間:約60分
※日本語ガイド:12:30(無料)
■後苑ガイドツアー■
[日本語案内時間]
*10時30分、14時30分
[観覧料金]
*大人(満19歳以上)5000ウォン
*小人(7歳~18歳)2500ウォン
※所要時間:約90分
Changdeokgung 昌徳宮 チャンドックン
Yako
(ソウル在住ライター)
自然に抱かれた世界遺産・昌徳宮
- 投稿日2015/11/11
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ジャンル城・宮殿 世界遺産
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エリア仁寺洞/鍾路(インサドン/チョンノ)
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住所
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アクセス地下鉄3号線 安国駅 3番出口から徒歩約5分
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電話番号+82-2-36682300
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営業時間2-5月, 9-10月: [火-日]9:00-18:00, 6-8月: [火-日]9:00-18:30, 11-1月: [火-日]9:00-17:30(チケット購入は終了時間の1時間前まで)
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定休日月曜日
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予算入場料(19-64歳) 3,000ウォン
(18歳以下) 無料 -
公式サイト
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