館内は、我々外国人がゲーム感覚で面白く学ぶことができる「ハングル学び舎」をはじめ、子供たちが楽しく遊びながら学べる「ハングル遊び場」、そして専門書や教育資料が並ぶ「ハングル図書館」のほか、常設展示室、企画展示室から成り立っています。
館内最初に目に飛び込むのは、常設展示室「ハングルの歩み」です。
ハングルができるまでと、現在にいたるまでの長い歴史を学べるよう、ハングル解説本など実物資料が並ぶほか、学習本、宗教の本、刺繍や楽譜といった趣味に関するものまで多様なハングル表記の本が展示されています。1920~30年代のハングルタイプライターや、縦書きハングルのかるたや本、新聞などに目を奪われます。
小さい子供が、絵を見ながら擬声語を学んだり、磁石でできた子音と母音を組み合わせて自分の名前を書いたり、子音母音関係なく色々くっつけてロボットを作ったり、などなど。
親子で楽しむ姿が印象的だった<ハングル遊び場>
また、我々外国人がゲーム感覚で勉強できる<ハングル学び舎>など文字でこんなにも楽しく遊べるなんて。ハングルってやはり魅力的です。
地下鉄4号線、中央線二村(イチョン、Ichon)駅 2番出口から地下通路を通り徒歩5分で博物館入り口に到着できます。
国立博物館ならではのうれしい特典、入場無料です。
National Hangeul Museu 国立ハングル博物館 クンリッハングルパンムルグァン
世界で唯一’誰が’ ’いつ’ ’なぜ’ ’どのように’作ったかがはっきりしている言語は韓国語を表記する文字「ハングル」のみ。資料を基に体験型の博物館としても人気が高い。
- 投稿日2017/08/14
ハングルについての「知りたい!」を解決してくれる「国立ハングル博物館」
- 投稿日2017/08/01
韓国と言えばハングル!韓国旅行をする方は韓国語に興味があって勉強をしている方も多いですよね。そのハングルに関する歴史を膨大な資料(史料)と共に学べるのが2014年にオープンした国立ハングル博物館です。地下鉄4号線の二村(イチョン)駅2番出口から徒歩約7分。有名な「国立中央博物館」と同じ敷地内にあるので、併せて足を運んでみるのもいいと思います。
入口は外のエスカレーターをのぼった2階にあります。1階は図書館や講義室なので、特別それらに目的がない限りは2階から観覧することになるようです。受付がありますが、無料なのでそのまま通過します。金曜の午後1時でしたら日本語の解説が行われるとのことです。
2階の常設展示室に入ると、中は第1部から第3部にテーマが分けられていて、ハングルが誕生した過程、またハングルが教育や文学等においてどのように使われてきたのか、さらには印刷技術、そして世界でハングルを学ぶ人はどれくらいなのかのデータなどを貴重な史料や映像で学ぶことができました。3階には、展示がある期間なら企画展示をみることができる空間がありました。
文書の資料が多いですが、韓国語に興味のある方は一度訪れてみると楽しいのではないでしょうか。博物館なので見る方によって所要時間は異なりますが、約1時間ほどあればすべてみることができます。
また2階のミュージアムショップではハングルが書かれたお土産が売っていて、比較的リーズナブルな文具も多いので、お土産の調達にもぴったりです。
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリア梨泰院/龍山(イテウォン/ヨンサン)
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住所
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アクセス地下鉄4号線 京義・中央線 二村駅 2番出口から徒歩約7分
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電話番号+82-2-21246200
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営業時間[月-金・日]10:00-18:00(最終入場17:30) [土]10:00-21:00(最終入場20:30)
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定休日1月1日, 旧正月, 秋夕
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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