1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. 上海(中国)観光地
  5. 東方楽器博物館の現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
上海 (中国) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Museum for Oriental Intruments 東方楽器博物館 ドンファンユエチーボーウーグアン

ふるる (上海在住ブロガー)

楽器好きにはたまらない!?中国民族楽器がここに集結!

  • 観光おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 穴場

突然ですが、私、二胡習ってるんです。(誰も興味ないって。)
二胡って何よ?っていう方多いと思うんです。
「ニコ」という発音なので「何を二個?」って聞き返されることあるし(笑)

二胡というのはヴァイオリンのような弦楽器ですが、
弦が二本しかなくてその間に弓を入れて弦を擦って弾く
中国古来の擦弦楽器の一つです。

気になるでしょ?(笑)

中国の楽器は他にも琵琶(日本の琵琶と弾き方が違います)、
琵琶に似てるけど小さめの柳琴、大きいシタールのような中阮、小阮、
二胡より少し大きめの中胡、小さくて京劇に使われる京胡、
日本の琴のような古筝、鉄琴のような楊琴、いわゆるチャルメラである嗩吶(スオナー)
などなど、さすが5000年の歴史!と思わせるほどの多彩ぶり。

そんな中国伝統楽器を中心に、中東までを含めた東洋の楽器を
集めて展示してあるのがこちらの東方楽器博物館。

音声ガイドがあるためか、中国の博物館って往々にしてそうだからなのか、
こちらの博物館も文章の説明が少ないのが残念なところですが…
音声ガイドは無料なので、英語や中国語が分かる方はぜひ借りてみてください。

妙なところでハイテクなので、説明が必要な場所に近づくと
有無を言わさず説明が始まるというシステムなのですが、
まぁ途中から聞かなくなるし、でも説明はしてるし…という
「ああー!」状態になるのも楽しみの一つ。(そうか?)


習っているために知ってる楽器もあれば、
「こんな楽器もあるんだー!」みたいな不思議な楽器もあり。
周辺国を含め、やはり民族が独自に持っている文化は面白い。
それぞれの成り立ちに意味や歴史があるってことですからね^^

こちらの博物館、国立音楽大学である上海音楽学院が設立したものなので
入場も無料。
無料の割にこの見応え…行ってみないともったいない!
音楽に興味がある方はぜひ、足を向けてみてほしい場所です♪

2016/07訪問
  • 中国本土からアクセスした場合、GoogleMAPが表示されない可能性がございます。
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。