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シンガポール グルメの現地クチコミ

現地のプロ(11人)詳細

Blue Ginger ブルー ジンジャー

ユカリ (フリーランス)

プラナカンレストランでスパイスの織りなすアジアン料理を堪能

  • プラナカン料理がおいしい
  • 定番人気

プラナカン(Peranakan)とは15世紀から16世紀に、ビジネスのために中国からやってきた中国系移民の子孫達。移民のうちの多くは貿易で財をなし、そのうちの何人かは地元の女性と結婚し子供を儲けた。その後、シンガポールにおいて中国やマレーの他、様々な国の文化を多様にとりいれたオリジナルな文化とスタイルを発展させてゆく。そしてプラナカンは料理においても、スパイスや食材を駆使して独自のセンスを発揮したのだ。

シンガポールに来るならぜひ一度はプラナカン料理を味わってほしい。インド料理や中華料理ほどにポピュラーではないが、プラナカン料理を提供するレストランはいくつもある。ローカルに愛されるカジュアルな店や、店内の調度品や食器に至るまでプラナカンスタイルにこだわったクラシックな店など、どの店も個性的で私の経験する限り食事も期待を裏切らない。そんなプラナカンレストランの中でも、ブルージンジャーはプラナカンスタイルを取り入れながらも、モダンなインテリアでまとめられており、女性を招待したり、少し気取ったシーンにもマッチしそうな雰囲気の店だ。料理の味は他と比較すると、全体的にマイルドで食べやすい仕上がりになっていると思う。

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▼おすすめ料理
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●Archar(アチャ):
最初にサーブされる、いわばお通しのようなもの。注文しなくてもでてくるのだが、あえて「おすすめ」に入れたいほどおいしかった。アチャとはきゅうり、キャベツ、ニンジン等の野菜とピーナッツに、チリとスパイスがきいたピクルスで、シンガポールのレストランではよく出てくる。各レストランの味があるがThe Blue Gingerのアチャが私がいただいた中では一番だ。これだけでビールがすすんでしまう。
●Ngo Heong:
豚肉とエビのひき肉をスパイスで味付けし、湯葉で巻いて揚げてある。なじみがあるようでいて、やはり初めて味わう新鮮さがあるのは程よくきいたスパイスのせいだろうか。
●Kueh pie teh:
プラナカンの前菜。甘く煮た野菜や卵、エビなど様々な味のものが少しずつカップに盛り付けられている。目にも楽しく、口の中に広がる様々なテイストのハーモニーがプラナカン料理らしい。
●Sambal Bendy:
おくらをエビペースト入りのチリで炒めた料理。シンガポールには様々な種類のチリがあるが、マレーシア由来のサンバル・ブラチャンはエビの香りが香ばしいチリペースト。ビールにもよく合い、癖になる味。
●Nonya Fish Head Curry:
Nonya(ニョニャ)とは、プラナカンの女性のこと。そのままプラナカン料理のことも指すので、ニョニャ料理といえばプラナカン料理のことだ。フィッシュヘッドカリーは、インド料理でも有名だがニョニャのものも格別。スパイスの織りなす複雑な味は一度試してみる価値がある。

まずは、前菜を1,2品。それから各自メインになるものをオーダーするくらいがちょうどよいボリュームだ。メインとなる煮込み料理等には通常ライスがついてくる。メインはみんなでシェアしながら食べてもいい。最後にデザートにもぜひトライしてほしい。

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▼予算
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ディナー利用なら、各自ビールを頼んで一人S$60-70くらいだろうか。人気店で席数もそんなに多い店ではないので、必ず予約をしておくことをおすすめする。

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あなたの旅が驚きと感動に満ちたものでありますように

2016/12訪問
Y.K (メディア・コーディネーター)

お洒落なショップハウスで楽しむニョニャ料理

  • ニョニャ料理がおいしい

シンガポールの開拓史で重要な役目を担ったのは、プラナカンと呼ばれる人々でした。
中国から移民してきた男性とマレー半島の女性との間に誕生した子供たちの子孫です。

中国とマレー両方の文化、そして、ヨーロッパの影響も受けた融合文化は
複雑で奥深い食べ物を創り出しています。

プラナカンの女性をニョニャと呼ぶことから、これらの料理は、ニョニャ料理と呼ばれます。
手間がかかることから、ニョニャ料理のレストランは数が少なく、
ブルー・ジンジャーは、貴重なお店。

プラナカン風インテリアが美しいショップハウスの1階と2階を占めています。
家族連れなら、2階の広めのテーブルがお勧め。

当店の代表的なメニューは、ブカラ・ナッツとチキンの煮物。ちょっとクセの強い一品です。

もう少し食べやすいものとしては、お子様にも喜ばれる、肉団子風のニョーヒャン、
鶏肉にソースを絡めたアヤム・パンガン、シチューみたいなビーフ・レンダン。
独特のスパイシーな味付けに、きっとご飯が進むに違いありません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。