これといった特徴があるようには見えない、食堂といった趣のローカル店だが、ここはすぐ隣のラッフルズホテルからも、朝食を食べにやって来る人がいるほどの人気店。
お目当はカヤトースト(S$1.2)だ。カヤトーストとは卵・ココナッツミルク・パンダンリーフ・砂糖をベースに作られるカヤジャムと、バターを間に塗ってトーストしたもの。一般的なカヤトーストは薄いトーストを2枚重ねて焼かれていることが多く、ローカルのホーカーセンターなんかでは日本で言うところの8枚切りトーストをさらに2枚にスライスして間にジャムを挟むと言う神業も見かけるくらいだ。
このカヤトーストが、この店では厚切りのブリオッシュで食べられる。外側はカリッと焼かれて中はふんわり。カヤジャムの美味しさをさらに引き立てている。
それから卵(S$0.6)。大抵の店ではセットになっているが、ここでは別オーダーをする。温泉卵のような茹で加減の卵は、少し醤油をかけてトーストにつけて食べたり、スプーンですくって食べたり。カヤトーストとても相性が良い。
最後にシンガポールのローカルコーヒーを。コピ(Kopi)はコンデンスミルクと砂糖入りのコーヒー。ドリンクを入れても、1人3~4ドル程で楽しめる。
ちょっと物足りないな、と思ったらレジの隣にあるガラスケースのものも指差してオーダーしてみよう。おすすめは大根もち。しっかり塩気が効いていて、小腹を満たすのにもぴったりだ。
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▼カヤジャム
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カヤジャムは日本では手に入らない。どういう理由からか規制がかかっていると聞く。調べてみたものの詳細は確認できなかったのだが、確かに日本で販売しているのを見たことがない。世界中のものが手に入りやすくなっている昨今、もしかしたら最も貴重なお土産になるかもしれない。
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▼チキンライスも試す価値あり
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カヤトーストのみならず、チキンライスも人気の様子。丸いテーブルを5~6人で囲んで、ハーフ、フルポーションのチキンをみんなでシェアしている様子をよく目にする。しっかり食事をしたい方はこちらを試してみるのも良いだろう。
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▼コーヒーの種類
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コピ(KOPI)はコンデンスミルク入りの甘いコーヒー。
ちなみに、
・ミルクなし砂糖入りコーヒーにしたいときは、コピー・オー(KOPI-O)。
・ミルク(低糖練乳)コーヒーは、コピー・シー(KOPI-C) 。
・ブラックコーヒーはコピー・オー・コソン (KOPI-O-KOSONG)。
とオーダーする。
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あなたの旅が驚きと感動に満ちたものでありますように
YY Kafei Dian 喜園咖啡店
ユカリ
(フリーランス)
一度は食べて帰りたい。シンガポール名物カヤトーストのおすすめ店
- 投稿日2017/01/12
2015/10訪問
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ジャンルシンガポール料理 カフェ
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エリアマリーナベイ
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住所
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電話番号+65-6336-8813
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営業時間7:30-22:30
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定休日無休
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予算平均予算 5シンガポールドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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