緑豊かなディンプシーヒルの一角にある「The white rabbit」は、1930年代のチャペル・スクールをモダンに改装したスタイリッシュなレストラン。
控えめな看板がなければ、通り過ぎてしまいそうなくらい、ひっそりとした通りを少し奥に入ると、広がる世界はまさに"Alice in wonderland"!
小さな石段を見上げた先には、当時のロートアイアンをそのまま生かした大きな教会のエントランスドアが目に入る。アンティークなムードが大好きならこれだけで十分期待も高まる。
ランチタイムなら、一歩店中に入ればひっそりと薄暗く、外の強い日差しは高い窓から柔らかな光となって降り注ぎ、涼しい室内に陰影をつくりだす。
ディナータイムには、高い天井と広々とした空間の中に浮かび上がるテーブルが特別な時間を約束してくれるだろう。
コンセプトに合わせて生み出されたオリジナリティあふれるモダンヨーロピアン料理は、見ているだけでも美しく、時には演出にもこだわりがあり、ゆっくりと食事を楽しみたい時に目や心まで楽しませてれる。
シンガポールで遊び疲れ、スパイシーなアジア料理にも飽きてきた頃であろう最後の夜のために予約したいレストランだ。
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▼人気メニュー
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人気メニューは、「Rangers Valley Wagyu Carpaccio」(オーストラリア産和牛カルパッチョS$28)。薄くスライスした和牛にトリュフクリームで風味付け、その上にバルサミコパール(粒状のバルサミコ酢)、さわやかな香りと淡い辛味のあるマイクロクレソン、黒トリュフ、パルメザンチーズを散らした、色鮮やかな上に香りも豊かな一品。予想に反してさっぱりと食べられる。
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▼予算
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*ランチのコースはS$38++〜(S$8でグラスワインが付く。)
スターター、メインと各6品の中から好きな料理を選べる。デザートは3品から。
*ディナーはコースならS$98++〜、アラカルトでも同じくらいの予算を予定しよう。
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▼ガーデンバーもおすすめ
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食事のあとに一杯飲みながらおしゃべりしたい、またはケーキと紅茶でひとやすみ、という時はホワイトラビットのガーデンバー、「The Rabbit Hole」もおすすめ。この中庭の存在が”不思議の国のアリス”のムードを一層高めていることは間違いない。暗くなってからの利用なら、是非駐車場側からグリーンアーチをくぐって入っていくことをおすすめする。
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▼誰といく?
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ホワイト・ラビットは、シンガポールエクスペリエンスアワードでのベストダイニング賞他、いくつもの賞を受賞している実力派。その理由の一つには、どんなシーンにもマッチすることがあげられるのではないだろうか。
パートナーとの特別なディナーはもちろん、カジュアルなランチにも、ビジネスパートナーを招待するにもそつがない。「さて、あの人をどこに連れて行こうか。」と迷うことがあったら是非思い出してほしいレストランだ。
*受賞歴
World Gourmet Summit Awards
Best Dining Experience in Singapore Experience Awards
Singapore Tatler Best Restaurants
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あなたの旅が驚きと感動に満ちたものでありますように
The White Rabbit ザ ホワイト ラビット
ユカリ
(フリーランス)
”不思議の国のアリス”をコンセプトに生まれ変わった、レトロな教会レストラン
- 投稿日2017/01/12
2016/05訪問
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ジャンルフランス料理
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エリアオーチャード
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住所
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電話番号+65-64739965
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営業時間[火-金]12:00-14:30, 18:30-22:30, [土, 日]10:30-15:00, 18:30-22:30
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定休日月曜日
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予算モーニング 40シンガポールドル~、ランチ 40シンガポールドル~、ディナー 80シンガポールドル~
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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