Tian Tian Chicken Rice(Maxwell Food Centre) 天天海南鶏飯（マックスウェル・フードセンター店）

知る人ぞ知るチャイナタウンのホーカー「マックスウェルホーカーセンター」。
チャイナタウンの新加坡佛牙寺龍牙院（ブッダ・トゥース・レリック寺院）からほど近い場所にあります。
マックスウェルの周りはMRT（地下鉄）建設のために工事中で大通りからは少々見えにくいですが、絶賛営業中です。（2018年6月現在）

そんなローカル（地元民）や観光客に愛されるホーカーセンターの一角に
“超”がつくほどの有名店「天天海南鶏飯（ティエンティエンハイナンジーファン）」があります。

ガイドブックにはもちろんの事、地元紙や中華系の新聞にも取り上げられるほどの人気。
シンガポールベストフード2017にも選ばれる、今でも人気の絶えないお店です。

もちろん看板メニューはシンガポールの代表料理、チキンライス。
価格はSサイズ：S＄3.50（約300円）～とお手頃価格。
Sサイズだと空腹時には物足りないが、小腹を満たすには十分。

しっかり食べたい場合にはMサイズ（S＄5.00（約400円））
満腹満足したい場合にはLサイズ（S＄7.80（約650円））

チキンライスには基本3つのソースがついてきます。
・ダークソヤソース（甘い）
・レッドチリ（辛い）
・ジンジャー（塩っけ・さっぱり）

が、天天（ティエンティエン）はオリジナルのグレービーソースが特徴。
プリっとしたチキンの上にかけられる黄金色に輝くグレイビーはちょっと甘めでさっぱり味なので、ソースがなくても問題なし。
（※ちなみに天天にはジンジャーソースは置いていませんでした。）

ちょっと違う味も楽しみたい～という事であれば、ブラックソース・レッドチリもぜひお試しを。

日本語メニューはないけれど、ここに来たら目的はただ一つ。「チキンライス」のみ！
英語に自信がなくても、チキンライスとサイズを言えばそれでOKです。

以前は1コーナーだった天天（ティエンティエン）も、今や2コーナーに拡張していました。

手前の店で先に注文・支払いをし、レシートとともに番号をもらい、その番号を隣の店のおばさんに渡します。
ライスは準備万端。おじさんが手際よくチキンを切り分け、オリジナルソースをかければ出来上がり。

昼時（12～14時）は混みあう事が多いので、ちょっと早めかちょっと遅めが混雑は避けられるかと。
ただしやはり人気店なので多少は待ち時間があることはご承知おきを。

ホーカーセンターはクーラーがないのでちょっと暑いかもしれない（扇風機はある）ですが、真のシンガポールの味を楽しむには、一度はホーカーフードを試す価値あり。
ホーカーはお財布にも優しく、ふらっと行って、気軽に食事を楽しめる場所です。

ローカルの雰囲気を楽しみつつ、絶品チキンライスをご堪能あれ！

「有名なお店で食べたい！」
「シンガポールの名物が食べたい！」
「ミシュランガイドに載ったお店で食べたい！」
という人にオススメのお店です。

最寄りの地下鉄Chinatown駅からは徒歩圏内、チャイナタウンに近い巨大フードコート「マックスウェル・フード・センター」内にあるチキンライス専門店。このお店が載っていないガイドブックを探す方が難しい、そういうレベルの有名店です。

2016年のミシュランガイドにも、ホーカーながら掲載され、ますますその人気に拍車がかかったようです。

基本的には、行列必至。平日の午前中など空いていそうな時間帯に行っても、並ぶことを覚悟した方が良いです。

フードコート内で食べることと、テイクアウトのいずれかが選択できます。サイズも大中小あるので、どこでどれぐらい食べるのか考えながら行列に並びましょう。

実はこのお店、注文と受け取りが別の場所というちょっと特殊なスタイルになっています。前の人がどこで注文して、どこで受け取るかも、並びながら観察してみてください。

しっとりジューシーなチキンと絶妙なソースのハーモニー。有名店であるこちらでまずチキンライスを食べてから、他のお店を試すと比較ができて面白いかもしれません。ちなみに、テイクアウトではスープはつきませんでした。

Lサイズでも5ドル程度で食べられるミシュラン掲載店はなかなかないでしょう。ぜひ一度足を運んでみてください。