シンガポール最古のイスラム教寺院サルタン・モスクの向かいにある黄色い看板が目印のお店。店の前を通りかかると、インド系のお兄さんやおじさんたちが「ムルタバ?ムルタバ?」と片言の日本語とともに陽気に話しかけてくる。
こんな時、旅慣れた人ならちょっと警戒心を抱くかもしれない。きちんとしたお店なら、こんな客引きなどせずともやってくるお客さんで十分に賑わうはずではないか、と。
しかしこのSingapore Zam Zamは、なんと1908年創業。100年も前からここでがんばっている由緒正しきお店なのである。ウェブサイトではインドモスリム料理で最も有名な店の一つと自ら謳っているだけあって、広い店内はローカル客や観光客でいっぱいだ。
次々とひっきりなしに入ってくるお客を、スタッフが慣れた様子で要領よく席に案内してゆく。食堂といった趣の店内で、隣のお客の食べている料理とメニューを交互に眺めながら、自分の注文を決めてゆく。
この店のシグネチャー料理は、ムルタバ(SサイズS$5〜6)とビリヤニ(S$6.5)。一つ選ぶならムルタバが最も人気のようだ。どちらも肉の種類を選べるようになっており、チキン、マトン、ビーフ、サーディン(イワシ)、鹿肉の5種類から選択する。*鹿肉はお値段少し高め。
ムルタバはイスラム風お好み焼きとでもいったら良いだろうか。Sサイズでもかなり大きく、食べ応えのある具だくさん卵焼きといった感じ。ビリヤニはスパイスと肉を炊き込んだインド風の炊き込みご飯のようなもの。どちらもカレーソースと共に出てくるので、好みの量を合わせながらいただく。スパイスの香り豊かな本場の味にこんなに気軽にアクセスできるのは、シンガポールならでは。思いきりたのしもう。
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あなたの旅が驚きと感動に満ちたものでありますように
Singapore Zam Zam シンガポール ザム ザム
ユカリ
(フリーランス)
意外にも歴史あり。ムルタバが売りの老舗ローカルレストラン
- 投稿日2017/02/02
2016/10訪問
おぢさん
(現地旅行会社経営)
マレー風お好み焼きってどんな味?
- 投稿日2014/05/30
簡単に説明するとマレー風お好み焼きとでもいう
【ムルタバ】と呼ばれる料理の名店です。
場所は、やはりそれにふさわしく、アラブ人街のモスクの対面にあります。
マレー風のお好み焼き、、、いったいどんな味なんでしょう。
ピザの生地を連想させるような手捌きで生地を作り、そこに卵を乗せて手でなじませ、
具を入れて焼き上げます。
具は、マトン=羊と、チキン=鶏がありますので、お好きな方をお選び下さいね。
マトンはクセがなく、かなり美味しいです。
焼きあがったものは、四角いので、見た目は日本のお好み焼きとは異なりますが、
作り方はお互いに似てますね。
焼きあがったら、カレーソースをつけて食べるのですが、これは本当に美味しいです。かなりのボリュームですので二人で一つのオーダーで宜しいかと思います。
作っている場所をガラス越しに見ることも出来ますので、記念撮影もお忘れなく。
作っているお兄ちゃん、カメラ目線で作業をしてくれますよ。
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ジャンルインド料理 シンガポール料理
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エリアブギス/アラブストリート
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住所
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電話番号+65-62986320
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営業時間7:00-23:00
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定休日無休
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予算~15シンガポールドル
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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