Hippo Guided Tours ヒッポー ガイド ツアー

カバの絵の観光バスで市内を周遊するヒッポー・ツアーは子供連れのツーリストに人気があるようで、
よく小さなお子さんを連れた欧米人ツーリストがサングラスをかけて、ダブルデッカーの２階の席に乗っているのを見かけます。

２階はオープントップで屋根がありません。涼しい風が通り抜けて気持ちいいだろう、と思われるでしょうか？
シンガポールは北緯１度、ほぼ赤道直下といってもいい常夏の国です。ヤシの木陰などにいれば多少日差しを
避けることができますが、屋根のないバスで交通量の多い市街地を走ると、２階に座っている人はけっこう暑いのではないか
と思います。郊外であれば爽快感を味わえるかもしれませんが、スコールに見舞われたら大変です。
暑くなったり、雨が降ったりしたら下の階に移動すればいいだろう、と思われるでしょうか？ごもっともです。
１階にはエアコンが効いていますので、２階よりは快適に過ごせるはず。でも１階席に座るのでしたら、
普通のローカルバスでも同じなんですよね。ヒッポー・ツアーに乗る意味はないかもしれません。
バスの車体に描かれている絵は可愛いのですが、乗っているお客様には見えないですし。