長い歴史をもつ西門市場は、かつて平壌、江景とともに朝鮮三大市場に数えられた韓国有数の大規模な市場です。麻や木綿、絹織物など、大邱の主要産業である繊維関連の商品を中心に、食品や生活用品、工芸品など何でもそろい、4,000軒余りの店舗数を誇ります。
韓国の市場には、日本ではもう見られなくなった風景がたくさん残っています。その土地の市場を訪ね、活気のある人々と触れ合うことも、旅の楽しみの一つではないでしょうか。ずらりと並ぶ新鮮な生鮮食料品に目を奪われますが、旅の途中で買って帰ることはできないので、食べ歩きをおすすめします!
3号線西門市場駅が目の前にあり、モノレール(3号線)から見える緑の大きな門が東1門。まっすぐ進むと観光案内所があります。ここでマップをもらって、情報収集しましょう。この通りがメインストリートで、夜になって常設店舗が閉店したら、夜市場が始まります。
市場内は1地区から5地区まであり、一番にぎわっていたのが市場の中央に位置する4地区ですが、2016年11月末に大規模火災があり、現在も移転営業しているお店がたくさんあります。ナプチャクマンドゥ(ぺちゃんこ餃子)で有名なミソンダンは4地区の東側で営業しています。
さて、食べ歩きのおすすめですが、上記のミソンダンは、本店まで行けない場合はこちらの店舗が便利です。4地区の北西に店舗がある、チャプサルスジェビ(もち米のスジェビ)もぜひ。やさしい味噌味で、白玉団子のようなもち米のスジェビとわかめがたっぷり入っていますよ。
4地区の北側にある細い路地、その名も食堂路地(식당골목)の中には、食堂が並んでいます。看板を見逃さないでくださいね。路地の中のおすすめは、手打ちカルグクスの「ハプチョンハルメソンカルグクス」と、カルビチム(チムカルビ)の「サンミシクタン」です。カルグクスは、朝、打ちたてものものを食べに行ってみてくださいね。
そのほか、どこを見ても食べたいものばかり。上記で紹介したものは食事メニューばかりですが、ホットクやおでんなどの美味しい屋台もあります。迷路のような市場をぐるぐる歩き回りながら、いろいろ食べてみてくださいね。
食べ物以外でのおすすめは、韓国の伝統服。いわゆるチマチョゴリの正式なものは、日本人には着る機会がほとんどありませんが、簡素化して現代風のデザインを取り入れた改良韓服がおすすめです。1地区が韓服専門街なので、のぞいてみてください。1階に改良韓服を扱うお店がたくさんあります。個人的にも西門市場で買ったものなど数着の改良韓服を持っていて、韓国関連の集まりなどで着ていますよ。
最寄りは、3号線西門市場駅で、目の前にゲートが見えています。桂山聖堂や青蘿の丘から歩いて10~15分ほどで行くことができます。
Seomun Market 西門市場 ソムンシジャン
昼も夜も楽しい西門市場で、市場のパワーを満喫
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時間がいくらあっても足りない! ファッションから雑貨、B級グルメまでなんでも揃う、大邱随一の市場
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市場は3号線西門市場駅のすぐ目の前にあります
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6つの区域の建物と、通路まで約4,000店舗がひしめき合っています
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夏に登場する通称”冷蔵庫バジ”と呼ばれる、涼しい素材のパンツは5,000ウォン前後から
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1地区の中にある韓服店では、手作りのアクセサリーを販売するお店もあります
朝鮮時代中期に形成された大邱随一の市場。大邱は1609年の監営(現在の道庁)の設置をバネに飛躍的に発展、それに伴い人の往来も増えて市場の取引も急激に伸び、平壌場、江景場と並ぶ朝鮮半島の三大市に数えられたそうです。昔は大邱場と呼ばれていましたが、城が西門近くに移り現在の名称になりました。近代に入り大邱が繊維産業の中心地として発展したことから韓服、布地、寝具、衣類、手芸用品などの店が多く、布地の市場としても全国的な規模を誇っています。
アクセスは3号線の西門市場駅が便利。2番・3番どちらの出口から出ても目の前が市場です。2万7,062平方メートルの敷地は1、2、4、5地区と2つの商店街を含め計6つの区域に分かれ、通路から建物の中まで約4,000軒の店舗がひしめき合っています。建物の間も屋根で覆われているので、雨が降っても傘をささずに買い物できるのが便利。軽く一回りするだけでもあっという間に時間が過ぎてしまうので、効率よく回るためには駐車ビルにある観光案内センターに寄って、全体マップをもらっておきましょう。
通路には靴や帽子、カバン、ルームウェア、靴下、垢すりタオル、キッチン雑貨などなど激安の服や生活雑貨の露店が多いです。建物の中には、韓服と関連アクセサリー、布地、寝具、カーテン、食器、輸入雑貨などの店が多いです。また、1地区と4地区の間には小腹が空いた時にさっと食べられる、韓国B級グルメのお店が並び、カルグクス(きしめん風の小麦麺をいりこ出汁などで食べる)、韓国風すいとん、キンパッ(韓国海苔巻き)、天ぷらのほか、トッポッキや大邱名物のぺちゃんこ餃子もあります。飲食店はほかに4地区の裏手や2地区の地下にも集まっています。最近は若い世代の店主が運営するカフェや屋台フードのお店なども増えているそうです。
駅の2番出口から直進して1地区を過ぎた辺りには高麗人参や韓方薬材、スーパーフードなどを扱う店が集まっているほか、2地区の裏手には乾物を扱うお店が並んでいて、西門市場の別の顔を見せています。
お店も扱う商品もとにかく多いので、とても全てを紹介しきれませんが市場の様子や商品の一部を写真で紹介していますので、ぜひそちらもご参照ください。
韓国はクレジットカード社会で、最近は市場でもカードを使えるようになりましたが、数百円程度の場合は現金しか使えない場合もあるので、ある程度用意しておいた方が良いでしょう。ソウルに比べると外国人も少なく、お店でのやりとりも韓国語が基本ですが、買い物にはそれほど困ることはないと思います。
夜19:30からは名物の夜市場が開かれ、さまざまなフードトラックと露店が並ぶのも西門市場のもう一つの魅力。週末は夜中の12時頃まで営業しているので思い切り楽しめます。
<西門市場夜市の営業時間>
3月-11月:平日、日曜日(19:00-23:30)、金・土(19:00-24:00)
12月-2月:平日、日曜日(19:00-22:30)、金・土(19:00-23:30)
年中無休
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ジャンル市場・ストリートマーケット
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エリア大邱(テグ)
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住所
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アクセス3号線 西門市場駅 2番 または 3番出口を出てすぐ
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電話番号+82-53-256-6341
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営業時間9:00-19:00(店舗により異なる)
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定休日毎月第1・3日曜日(店舗により異なる)
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。










