台湾茶芸を楽しむことができる十八卯茶屋は、 台南駅から徒歩11分ほどのところにあります。十八卯茶屋 は、もとは日本統治時代に「柳下食堂」だった建物で、日本人柳下勇三氏によって造られた料亭でした。茶人である「奉茶」のオーナー葉東泰氏によって「柳」の字を分けて「十八卯茶屋」と名付けられ、お茶を楽しむ場所として2012年にオープンしたのです。1階は茶芸も楽しめる喫茶スペース、2階は展示が行われたり茶器などが展示販売されたりするスペースとなっています。
場所は旧台南公会堂(吳園藝文中心)の隣、旧台南公会堂に向かって左手側に小さな道があり、そこを入るとすぐ左にレトロな建物が見えてきます。窓からは台湾四大名園と称される呉園の景色が眺められるので、お茶を楽しみながらゆったりするのにピッタリな場所です。
入り口にはテイクアウトメニューの看板があります。入り口を入ってすぐ左側店頭には茶葉が展示されています。こちらはお土産にもできるのでおススメです。
茶芸を楽しみたい方は、店頭にある茶葉を購入します。この茶葉代に茶水代プラス100元で茶芸セットを借りることができます。高山茶シリーズは75g入り、値段はそれぞれ異なります。古蹟茶シリーズは50~75g入りで200元です。自分で茶葉を持参する場合は茶水代が一人150元かかります。
日本人に人気のお茶は海抜1,000メートル以上の高地で栽培された高山茶。中でも一番人気は「阿里山高山茶(a li shan gao shan cha)」で350元。香り高く、まろやかな甘みがあります。
お茶請けのワッフル「鬆餅(song bing)」は120元から。味は季節によって異なります。甘すぎず、お茶にピッタリの味です。
すでに入れてあるお茶を飲みたい方は「雙杯茗茶(shuang bei ming cha)」をオーダーしてみてください。「聞香杯 (wen xiang bei) 」という香りを楽しむカップがついています。こちらは80元からとお手頃です。
このほか、冷たい飲み物もあります。見た目も美しい「桑椹霜乳奶茶(shuang ru nai cha)」(160元)は、ミルクスチームが上にのったミルクティーで、桑の実が入っています。甘酸っぱくまろやかな人気ドリンクです。
日本語のメニューはなく、お店の方は日本語はできませんが指差しでのオーダーや英語でのオーダーは可能です。クレジットカードは使えます。
また、午後は混むことがあるので、午前中からお昼にかけてがおススメ。
旧台南公会堂や呉園、そして周りの小道を散策したり、近くの廟や林百貨などの観光に疲れたらこちらで一休みするのにもとてもいい場所です。
Daybreak 18 Teahouse 十八卯茶屋 シーバーマオチャアウー
千里
(台湾ガイド、コーディネーター、ライター)
レトロな空間で台湾茶芸が楽しめる! 喫茶だけの利用も可!
- 投稿日2019/11/14
2019/11訪問
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ジャンルカフェ
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エリア中西区
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住所
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アクセス台湾鉄路 台南駅から徒歩約11分
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電話番号+886-6-2211218
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営業時間10:00-18:00
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定休日月曜日
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予算平均予算 500台湾ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。