1958年創業の世界的に有名な小籠包のお店。連日世界中から大勢のお客さんが訪れます。1993年ニューヨークタイムズ紙の「世界の10大レストラン」やミシュラン台北2018に選ばれています。2018年11月現在、世界11か国に店舗展開しています。
本店は3階建て。シンプルで清潔感のある内装です。山水画や書などが壁一面に飾られています。ベビーチェアーもあります。
小籠包をはじめ、前菜、蒸し餃子、肉まん、麺料理、野菜料理、スープ類、チャーハン、ワンタン、粽(ちまき)、デザート、お土産など100種類ほどの料理があります。日本語メニューがあり、日本語対応も可能です。アルコールはビール、高粱酒、紹興酒があります。
平日の午前9時少し前に整理券をもらいに行き、10時の開店時間に4番目で入店することができました。整理券の番号は順番が回ってきたら呼び出し及び表示画面に整理券の番号が映し出されます。食後の10時40分ごろに電光掲示板を見ると、待ち時間15分と書いてありました。
今回は小籠包を中心に注文しました。大人2人で食べきれる量です。
1階の受付でメニューとペンを渡されるので、書き込み式のメニューに注文を書き込んでから、店員さんにまた渡します。渡してから自分の番号が呼ばれたら、先ほどの書き込んだメニューを受け取り、伝えられた席に向かいます。
以下は今回いただいたメニューです。
・小籠包(5個入り110元)
5個入りと10個入りが選べます。他の味の小籠包を食べたいときにも便利な量です。今回は5個入りをチョイス。ここ2週間ほど、台北市の有名な小籠包店を何軒も食べ歩いていますが、皮が一番薄かったのがここ鼎泰豊でした。肉餡の旨みが口全体に広がります。何度食べても美味しいと思わせる素晴らしい小籠包です。
・トリュフ入り小籠包(450元)
黒トリュフが2枚も入っていました。トリュフの香りがとってもいいです。豚肉とトリュフの意外な組み合わせが、斬新でおいしい味を生み出しています。
・えびチャーハン(240元)
えびと卵のチャーハンです。鼎泰豊の人気メニューの一つです。
白飯又は玄米が選べます。私は白飯にしました。ご飯粒がパラパラとしていておいしいです。噛むと味わいがさらに増すチャーハンです。プロが作ると全然違います。
・鶏肉蒸しスープ(250元)
透き通ったスープ。自分で作るとなかなかこのような色味になりません。
鶏の良いダシがスープに染み出していました。大きな骨付きの鶏肉の身が3塊入っています。弾力のある鶏肉でした。おいしいです。
・チョコレート小籠包(5個入り175元)
甘みと苦みのバランスが丁度良いです。デザートとしていただくのに適していました。今まで3度ほど食べたことがありますが、やっぱり美味しかったです。食べたことがある友人は誰もが口をそろえて美味しいという一品です。
・あんこ入り小籠包(5個入り85元)
鼎泰豊のあんこ入りの小籠包も食後に食べたい定番デザートの一つです。
甘さが控えめで、きめの整ったあんこ。滑らかな食感でいくつも食べてしまいます。
パイナップルケーキや牛肉麺セットなどのお土産も販売しています。
サービスものすごく良いです。店員さんも多言語を話し、美男美女ぞろいです。お手洗いも相変わらず一人利用したごとに掃除されます。
こちらの本店は連日とても混んでいます。台北市内に支店が5店舗あります。新光三越信義A4店や天母店は比較的空いていますので、待ち時間を短縮されたい方はそちらを利用されたら良いかと思われます。
カードは利用できません。
アクセス方法は、MRT東門駅 5番出口から徒歩1分。マンゴーかき氷やお土産店がたくさんある永康街に本店があります。
Din Tai Fung (Xinyi Branch) 鼎泰豊(信義店) ディンタイフォン
世界中からお客さんが訪れる天下一の小籠包店
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小龍包の総本山。「世界のディンタイフォン」を本店で
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「鼎泰豊」と言えば、アメリカのニューヨーク・タイムス紙で「世界の10大レストラン」にも
選ばれたことのある小籠包のお店で、日本は勿論、世界中に支店がありますが、
台湾に来たのであれば、一度は本店に行くべきです。
ちなみに、台北市内には本店以外にも太平洋SOGO百貨店や101ビル等にも支店があります。
勿論おすすめは小籠包。ここに来て頼まない人はいないでしょうね。
小籠包のスープはとても澄んでいて、そして雑な味がしません。
何を食べても美味しく、そして味の全てが洗練されているという印象です。
B級グルメのような荒々しさはなく、高級レストランで上品に食べている感じです。
小籠包以外のおすすめは、酔っ払い鶏です。紹興酒の良い香りが染み渡り、コリコリとした鶏肉の食感に
正直白飯が欲しくなりますが、炒飯もとても美味しいです。
サービス面もさすが世界の鼎泰豊というべきでしょうか。店員さんはかなりの数がおり、
いつもお茶の中身や皿の具合を気にかけてくれます。
理由はわかりませんが、店員さんのスカートの短さも、巷では有名です。
小籠包は一籠10個入りで190元と、決して安くはありません。
また他メニューもローカルの1.5倍から2倍はします。ただ、高級レストランで食べたと思えば、
味・サービス等を考えれば全然安い食事だと思います。
本店は信義路と永康街の交差点付近にあります。2012年より台北の都市鉄道であるMRT蘆洲線が開通し、
東門駅が目の前に出来たため、アクセスがしやすくなりました。
お店の中は正直狭いです。階段もすれ違うのがやっとで、足腰悪い方は結構キツイかもしれません。
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ジャンル中華料理 台湾料理
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エリア大安
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住所
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アクセスMRT 東門駅 5番出口から徒歩1分
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電話番号+886-2-23218928
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営業時間[月-金]11:30-21:00、[土、日、祝]10:30-21:00
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定休日無休(旧正月期間を除く)
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予算300台湾ドル~
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。