Songshan Cultural and Creative Park 松山文創園区 ソンシャンウェンチュアンユエンチュウ

松山文創園區は、1937年に建設され1998年に閉鎖された煙草工場の広大な敷地を利用して建設された文化施設です。台北駅から地下鉄板南線で約15分。市政府駅から歩いて約10分で到着できます。

入り口には工場の完成当時から残る大きな池があります。当時は工場の消防と通気のために作られたということですが、あまり人の手が入っていない自然な佇まいが見る人を和ませます。台北市内でアヒルが見られる数少ない場所でもあるので、家族連れに人気だそうです。

また、園区の北側は台北文創大楼と呼ばれる近代的なビルがあります。これは日本人建築家の伊東豊雄氏が設計したもの。複合商業施設の誠品生活がテナントとして入居しており、台湾の流行商品をゲットできちゃいます。お土産にぴったりな商品もたくさんあるので、必ず訪れたいものです。その西側には倉庫群があり、展示場として企画展などが開催されています。

また、工場本体や事務棟の建物の中にも台湾ブランドのショップや展示スペースがあり、発展目覚しい台湾文化を肌で感じることができます。また、ボイラー室や工場の機械を整備するための修理工場、託児所、バロック式庭園など、歴史的建築物を通じて当時の面影を探すのも楽しいですよ。

園内には木造建物をリノベーションしたレストランやカフェもあり、家族連れやカップルで半日かけて見学・散策するのもいいでしょう。国父紀念堂にも近いので、あわせて観光するのもオススメです。

基本入場は無料ですが、企画展示は別途入場料が必要な場合があります。