ベネチア (イタリア) 危険情報の現地クチコミ
- 更新日2015/08/31
ベネチア全域で注意したいこと
人通りの少ない時間帯や入り組んだ小路に注意
- 投稿日2015/08/31
ベネチアは観光客が多い割には比較的安全な都市で、危険な地区というのはありませんが、早朝、深夜など、人通りの少ない時間帯の外出は避けましょう。本島内は小道が入り組んでいて迷いやすいので、夕食のレストランは分かりやすい場所にあるところを選ぶといいと思います。また、特に女性だけの旅では、ホテルの立地にも注意を。入り組んだ小路にあるようなホテルではなく、大運河の河岸沿い、リアルト橋付近など、水上タクシーが着けやすい、船着き場に近い又はホテル専用の船着き場があるホテルを選んだ方が安心です。
アクアアルタの水は危険です。
- 投稿日2015/08/31
冬のベネチアではアクアルタと呼ばれる高潮の危険な時期が何度かあります。サンマルコ広場のように標高の低い場所が浸水する現象ですが、この水は運河を流れている水で、半分は海水ですが一般家庭からの生活排水も流れ込んでいますので、かなり汚染されています。靴が汚れないようにと裸足で水の中を歩く人がいますが、地元の住民は絶対にこういうことはしません。如何に水が汚れているかよく知っているからです。アクアアルタのベネチアでは水には浸からないように気をつけてください。ましてや裸足で歩くようなまねはしないことです。
タクシーはイタリアで一番高いので注意
- 投稿日2015/08/31
ベネチアのタクシーは水陸ともにイタリアで一番高いといわれています。ローマ広場から空港まで陸のタクシーでも42ユーロ、カバン1個ごとに料金が加算されますから2個のカバンがあれば50ユーロ近くになります。15キロ程度の距離で高いですね。しかも夜間や休日はエキストラがつきます。水上タクシーの場合はお値段は約3倍です。多くの場合、カードでの支払いはできませんので、あらかじめ現金を用意する必要がありますが、お釣りをごまかされないように要注意です。
ベネチアの名物ではあるけれど、実はスリが一番活躍するスポットが水上バスの中です
- 投稿日2015/08/31
ベネチアを訪れる観光客の多くが利用する水上バスはいつも混んでいますが、実はその車中はスリが大活躍する場所でもあります。ベネチアのスリはいわゆるジプシーは少なく、若いカップルや親子連れのような体裁で、観光客に混じっていますので見分けがつきません。まさにプロ集団ですので、必要以上に注意する必要があります。高いお金を払っても送迎は旅行会社のサービスを使うほうが安心・安全です。
使用料は2階で払います
- 投稿日2015/08/31
サン マルコ広場の奥、新聞スタンドの裏手の建物の2階に公衆トイレがあります。有料で1.5ユーロかかりますが、料金の支払い所は2階です。但し、建物の入口にジプシーが立っていることが多く、係員のふりをして料金を徴収しています。これは一切無視してください。そこでは絶対に財布を出さないこと。以前、そこでうっかり財布を出した日本人が、財布の中に手を突っ込まれてお札を何枚も盗られた例があります。ジプシーはそのまま走って逃げたということです。2階の料金所まで財布はしまったままで行きましょう。
メストレ地区にお泊まりの場合、駅前の治安にはご注意ください
- 投稿日2015/08/31
メストレの電車の駅からベネチアまでは12分、路線バスでも15分程度でベネチアの島に着きます。よってメストレ地区のホテルに滞在するのは安価で便利ですが、付近の治安、特に駅前の雰囲気はいまひとつです。移民が多く、夜9時以降は男性目当ての女性客引きも目立ちますから、暗くなってからはあまりうろうろしない方が良いでしょう。
チケット購入の際には、おつりにご注意!
- 投稿日2015/08/31
水上バス(通称:ヴァポレット)のチケット売り場の係員による釣り銭のごまかしが過去に横行しました。チケット売り場ではお釣りの確認を怠らないこと。バールやレストランなどでも同様です。ユーロに馴染みの薄い外国人はお釣りをごまかされやすいのです。また、現地の人はお釣りを出す際に動作がスローになる傾向があります。例えば30ユーロのお釣りの場合、まず20ユーロを出してお客がそれを受け取って立ち去るのを期待しながら、数秒してから仕方なく残りの10ユーロを出すといった感じ。お釣りの額を計算してから支払い、受け取ったお釣りは要確認。
空港に深夜到着の場合は、予め送迎を予約しておきましょう
- 投稿日2015/08/31
到着が深夜になる場合は、船着き場から徒歩ですぐのホテルか、専用の船着き場があるホテルを選び、送迎を予約しておきましょう。空港からサン マルコ広場行きの船は深夜0時過ぎ頃に最終運行、水上タクシーも深夜は稼働台数が少ないか、時間帯によっては無い場合もあります。サン マルコ広場近くのホテルでも、広場から小路を入った分かりにくい立地だと、サン マルコ広場に船で着いても、そこから荷物を引きずって深夜にホテルを探すのはあまり安全とはいえません。ベネチアの送迎料金は高いですが、安全のためには仕方ないでしょう。
スリ、置き引き、親切そうに助けてくれる人に注意
- 投稿日2015/08/31
駅構内・周辺は特に治安上の問題はありませんが、スリや置き引きには充分注意してください。最近はベネチアに限らず、切符の買い方や列車の乗り方が分からず困っている外国人観光客に親切そうに話しかけて手伝った挙句、法外な料金を要求する輩がイタリア主要観光都市の駅構内で出没しているようです。ベネチアは他のイタリア主要観光都市よりはそのような被害は少ないようですが、用心するに越したことはありません。
ゴンドラ料金のぼったくりに注意
- 投稿日2015/08/31
公式のゴンドラ料金は、40分で1隻80ユーロ(19時以降は100ユーロ)ですが、これより高くふっかけられることがあります。あらかじめゴンドラ乗船券を買っておくか、ゴンドラ遊覧ツアーに参加する方が安心です。乗船券やツアーは、インターネットあるいはサン マルコ広場やサンタ・ルチア駅近くの観光案内所でも買えます。個人で直接ゴンドラの漕ぎ手に頼んで乗船した場合、カンツォーネ(セレナーデ鑑賞)はありませんが、乗船券やツアーでは楽団によるカンツォーネが付くものもありますので、それもメリットのひとつでしょう。
ホテルが勧める無料ガラス工場見学に行くのはやめましょう
- 投稿日2015/08/31
ホテルでベネチアンガラスの本場、ムラーノ島の無料ガラス工場見学を勧められることがありますが、行くのはやめておいた方が無難です。無料だからと行ってみたら、強引に高いものを売りつけられたり、実際は安物なのに高い値段だったりすることがあります。ベネチアンガラスの良し悪しは、よほどの目利きがないと難しいもの。ガラス工場の見学をしたいなら、市内観光ツアーや、ムラーノ島へ行くツアーにもガラス工場見学が含まれていることがありますので、それを利用した方が安心です。
ベネチアで一番人が集まる場所だからスリにご注意
- 投稿日2015/08/31
サン マルコ広場とその周辺の商店街はベネチアで一番観光客が集まるところで、1年中人で溢れています。満員の水上バス同様、こうした場所もスリの活躍の場。イタリアの特徴は子供のスリも多いこと。ズボンのポケットに財布などを入れるのは禁物です。相手はプロですから、ボタンがかかっている上着の内ポケットからも巧みに財布やパスポートを奪っていきます。気づいたときにはもう遅かった、そんなことにならないよう細心の注意が常に必要です。
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。