ベネチアから約9キロのところにある、カラフルに塗られた家々と、レース編み(メルレットMerletto)で有名な漁師の島です。漁師が海から家に戻る際、霧の中でも自分の家が分かるよう、家の壁を様々な色で塗り分けたと言われています。
この島の名産品である、レース編みのお土産屋さんがあちこちにある以外は、カラフルな家々に干された洗濯物がはためいていたりする、地元住民がのんびりと暮らしている島です。
この島で有名なレース編みは、元々は漁で使う網を編んだり、破けた網を補修したことから発達しました。針を使って編み上げていく「空中差し」という手法は、手が込んでいるため継承者が少なくなっており伝統を維持するため、レース編みの学校が創立されました。学校にはレース博物館 Museo del Merlettoが併設されており、レース編みの歴史、編み方や、繊細なレース編みの作品の展示、レース編みの実演もやっています。
こちらもブラーノ島に加えて他の島も訪れるなら、ムラーノ島、トルチェッロ島、ブラーノ島の3島を訪れるガイド付のツアーの利用が便利です。(英語を含む多言語ガイド。日本語無し。)ツアーは、観光案内所でも申し込めます。
Burano Island ブラーノ島
カラフルな家々が可愛らしいレース編みで有名な島
- 投稿日2015/03/23
カラフルな家並みが魅力
- 投稿日2015/02/17
- 更新日2015/12/18
カラフルな家並みがかわいらしいブラノ島はもともとは漁村。
そして漁師の奥さんたちが家計を支えるために作っていたのがレース。
戦後すぐの頃までは自分たちが作ったレースの織物を行商するブラノの女性たちの姿が、
ベネチア本島で見られたということです。
往時のレース編みの隆盛を今に伝えるレース博物館には、
ルネサンスの頃からのレースの逸品が展示されています。
また、島のメインストリートには所狭しとかわいいレースのお店が並んでいます。
今も漁業が盛んなこの島には、多くのレストランやトラットリアも軒を並べ、
新鮮でおいしい魚介類に舌鼓を打つにはもってこいの場です。
レース博物館の入場料は5,5ユーロ、月曜休館です。
毎日催行の三島めぐりの半日ツアーは20ユーロですが、英語ツアーになります。
ゆっくりブラノ島を楽しむには、水上バスで行くかプライベートツアーを申し込みます。
いずれにしてもベネチアに3泊以上される場合には是非お勧めの場所です。
時間があれば、ダ・ロマーノで魚料理に舌鼓を打つのも悪くありません。
-
ジャンル島
-
エリアブラーノ島
-
住所
-
アクセス水上バスC番ブラーノBurano下船すぐ
-
営業時間24時間営業
-
定休日無休
-
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。