Vienna Porcelain Manufactory Augarten ウィーンアウガルテン磁器工房

ハプスブルグ家の狩猟館と庭園だったアウガルテンは1775年に市民に開放されました。ウィーン市内に今でも残る高射砲台の4つのうち1つがここにあります。店内はジョギングやお散歩、読書などを楽しむ地元の人で賑わい、大きな子供の遊び場やプールもあります。その一角に建つアウガルテン磁器工房。1718年に創設されたこの磁器工房はマイセンに次ぎヨーロッパで2番目に古い歴史を誇るもので、その伝統と技術は今でも職人たちに受け継がれています。
ここではショップに博物館、そして工房が。世界のアウガルテンの食器をここだけで、しかも今でも手作業で1つずつ作っているのを知り、見学すれば、あの値段にも十分納得が行く事でしょう。是非時間を取って工房見学もしていただきたい所です。成型から色付け、絵付け、そしてアウガルテンの紋章までその工程は一つ一つそれぞれ専門の職人が手作業で進めています。工房の中に入り、その様子を間近に見れるのは貴重な体験となる事でしょう。
併設されている博物館やショップもたくさんの展示品／商品が並んでいるので時間に余裕を持って行く事をお勧めします。建物内にはカフェ・レストランも併設。お天気のいい日は外にテラスも出るので庭園内でゆったりしたランチやティータイムを楽しむのもお勧めです。