Burggarten ブルクガルテン（王宮庭園）

1818～1819年に建設されたこのブルクガルテン（王宮庭園）は、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ帝のプライベートガーデンで、皇帝政治が終わるまで一般には開放されていませんでした。今でも高い柵に囲われていますが、開園時間内であれば無料で自由に散策することが出来ます。

地元の人にも人気で、たくさん設置してあるベンチで本や新聞を読んだり、池のそばにある芝生で寝転んでくつろいだりする人たちの姿も見られます。

観光客に人気の記念撮影スポットのモーツァルト像もこの庭園内にあります。モーツァルト像の前にはト音記号を象った花が飾られていて、多くの人たちが写真を撮っています。モーツァルトの他にも、この庭園の持ち主だったフランツ・ヨーゼフ帝をはじめとする色々な彫刻が置かれていますので、お散歩してみてくださいね。

また、庭園内には以前フランツ・ヨーゼフ帝の温室として利用されていた大きな建物が残っていて、今ではレストラン「Palmenhaus（www.palmenhaus.at）」と「蝶の家（http://schmetterlinghaus.at/）」として使用されています。レストランは天井が高く開放的で、朝食からディナー、ケーキもアルコール飲料も用意されていますし、春～秋は外にテラス席も設置されるので地元の人にも人気です。「蝶の家」は温室だった時の特徴を生かし、色とりどりの蝶や南国の植物などを展示しています。

開園時間は4～10月は6:00～22:00、11～3月は7:00～17:30です。庭園はオペラ座のあるKarlsplatzよりリング沿いを歩いても徒歩4分ほど、リング通りを走るトラム1・2・71・DでBurgring下車すぐです。