St. Peter's Abbey 聖ペーター修道院

ドイツ語圏で最古の修道院のひとつとされる、聖ペーター修道院の歴史は7世紀まで遡ります。

ザルツブルクの旧市街の一部、ホーエンザルツブルク城のふもとにあり、敷地内には聖ペーター教会、聖ペーター教会墓地とカタコンベ（地下墓地）もあり、多くの人たちが訪れる観光スポットになっています。

聖ペーター教会は、この修道院の中心となる建物で1147年に建設され、その後数回の改築を経て今の姿になっています。毎日8:00～12:00、14:30～18:30の間は見学可能ですが、ミサなどのイベントがある場合は観光客は入れません。教会内の絢爛豪華な内装や絵画などは一見の価値あり！です。

聖ペーター教会墓地も世界最古の墓地のひとつで、古い石の装飾だけでなく、緑溢れる美しさが見どころです。モーツァルトの姉、マリア・アンナの墓をはじめ、歴史的な著名人たちも多く眠っています。墓地は毎日6:30～19:00（冬季は17:30）まで開園しています。

そして、メンヒスベルクの岩壁に沿って建つ建物の中は、カタコンベになっています。急な階段を上がっていくと小さなチャペルなどを見ることが出来るほか、墓地やザルツブルクの街を見渡すことが出来ますよ。

こちらは10:00～12:30、13:00～18:00（10～4月は17:00まで）で、閉まる15分前まで入場することが出来ます。1月1日、12月24・25・26・31日はお休みです。

入場は教会、墓地は無料、カタコンベは大人2ユーロ、子供・学生・シニアは1.5ユーロで、ザルツブルクカードをお持ちの方は入場無料になります。

アクセスはいずれも、バス25・27・28などでSalzburg Mozartsteg (Rudolfskai)、もしくはRathausから徒歩約7分です。