Beethovenplatz ベートーヴェン広場

2020年は偉大な音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが誕生してからちょうど250年という記念の年に当たります。

彼はドイツのボンで生まれましたが、57年の生涯のうち35年をウィーンで過ごしました。ウィーンでは今でも彼の住んだいくつかの家や、偉大な作品が初演された劇場などを見ることが出来ます。

1870年に彼の生誕100周年を迎えた後に計画され、1880年にベートーヴェン広場にベートーヴェンの銅像が設置されました。それほど大きくはない広場ですが、周りにはベンチなどが置かれていて、地元の人の憩いの場としても利用されています。

ヨハン・シュトラウス像がある市立公園からすぐの所にあり、広場の後ろ側はリッツ・カールトンホテル、そして道路を挟んで反対側はインターコンチネンタルホテルと、地下鉄U4のStadpark駅があります。また、斜め前にはコンサートハウス（ウィーン・コンツェルトハウス）があり、ほぼ毎日コンサートやイベントが開催されています。

広場の横にあるのは歴史ある学校、Akademisches Gymnasium Wien。建物の壁にはベートーヴェン広場の看板と、1808～1813年までの5年間フランツ・シューベルトがこの学校で学んだことを示す記念プレートを見ることが出来ます。

シューベルトが通っていた当時はこの学校は他の場所（Bäckerstraße 20）にあったのですが、その場所でも記念プレートを見ることが出来ますので、興味のある方はあわせて訪れてみてくださいね。

ベートーヴェン広場の最寄り駅は、地下鉄U4 Stadtpark駅ですが、リング通りからやU3 Stubentor駅などからも近いので、歩いて回ることも可能です。