Jungfraujoch ユングフラウヨッホ

標高3,454m、スイスが誇る展望台のひとつで知名度・人気ともにNo.1なのがこのユングフラウヨッホ。

「Top of Europe」の副名のとおり、ここはヨーロッパの鉄道の駅の中でも最高地点です。

ユングフラウヨッホ駅はトンネルの中で、そこからエレベーターで3,573mの展望台「スフィンクス Sphinx」へ。ここには室内と屋外の展望台があり、目の前にメンヒの頂上（4,107m）と全長約23キロにも及ぶ巨大なアレッチ氷河（Aletschgletscher）が目に飛び込んできます。晴れた日の空の青さと、どこまでも連なる4,000m級の山々、そしてダイナミックな氷河はこれぞスイスの展望台！といった景色。日本では絶対にお目にかかれないものなので必見です。

駅の反対側の出口から外に出るとプラトー（Plateau）と呼ばれるポイントがあり、スイス国旗が立っているむこうにユングフラウの頂上を望むことができます。

ちょっと雪原を歩いてみたいという方はぜひ3,650mのメンヒスヨッホヒュッテ（Mönchsjochhütte）へ。ユングフラウヨッホから1時間ほど（約4.5キロ）の道のりですが圧雪されているので普通のハイキング装備と防寒具があれば十分歩ける道です。ヒュッテでは食事もできます。その他にも犬ぞり体験、スキー（200mだけ）、氷河トレッキングなどのアトラクションもあります。

ユングフラウヨッホは、名峰ユングフラウとメンヒの間の稜線にある登山電車の駅であり、
同時にレストランや展望台などの設備が整ったユングフラウ地方を代表するビューポイントです。

ユングフラウヨッホ駅に着いたら、まずスフィンクス展望台を目指しましょう。
高速エレベーターで100ｍ以上を一気に上がります。
ガラス張りの展望台から、スイスアルプス最大のアレッチ氷河をはじめとする
壮大な山岳景観が広がります。
また、ユングフラウヨッホやアレッチ氷河を含む地域は、世界自然遺産にも登録されています。

お天気が良ければバルコニーの外に出てみましょう。
「スイスの雪山をもっと身近に体験したい」という場合は、
メンヒスヨッホヒュッテまで雪道のハイキングコースがおすすめ。
アイゼンなど特別な装備は不要ですが、天候の状況をよく確認しましょう。

登山電車の駅は標高3454m。
夏でも氷点下の気温になることがあるので、しっかりとした防寒対策をして行きましょう。
セーターまたはフリースに加え、ヤッケなど風を通さない上着がおすすめ。
手袋もあった方が良いでしょう。サングラスも必携です。
ユングフラウヨッホの巡回ルートにもなっている「氷の宮殿」は足元が滑りやすいので、
トレッキングシューズなど滑りにくい靴をご用意ください。

出発の時点で天候が怪しい場合は、グリンデルワルトなど麓の駅にモニターがあり、
展望台のライブ映像を確認できるようになっています。
雲が低い場合は、下はガスがかかっていても上は雲ひとつない快晴！といったこともあるので、
要チェックです。