ユングフラウヨッホと並び、ユングフラウ地方を代表するビューポイントがシルトホルンです。
標高約3000mの山で、その頂上にロープウェイの駅と展望台、レストランなどがあります。
アイガー、メンヒ、ユングフラウの、所謂ユングフラウ三山に加え、
山頂から四方に広がる山の数はなんと200!
ベルナーオーバーラント地方の峰々をはじめ、
遠くフランスのヴォージュ山脈やドイツの黒い森まで見ることができます。
頂上のレストランは、建物自体が太陽光発電の力でゆっくり回り、1時間ほどで1周します。
同じ席に座りながら、刻々と変わる景観が楽しめるわけですね。
映画「女王陛下の007」の撮影の舞台になった場所としても良く知られています。
インターラーケン・オストからのアクセスは、まず登山電車でラウターブルンネンへ。
そこからロープウェイと山岳鉄道を乗り継いでミューレンへ。
ミューレンからロープウェイでシルトホルンまで上がります。
もうひとつのルートは、ラウターブルンネンまでは同じですが、そこからポストバスで
シュテッヒェルベルクのロープウェイ乗場へ。
そこからロープウェイを乗り継ぎ、シルトホルンへ上がります。
ロープウェイは例年春と秋に運行停止期間があるので、その時期に行く人は時刻表を確認しましょう。
通常午前中の時間帯が混雑しますが、午後遅い時間や夕刻がねらい目です。
ユングフラウ三山を西から東に見る位置になるので、
太陽が西に傾く夕刻が絶好のシャッターチャンスとなります。
ただしロープウェイの最終時刻にはご注意を!
Schilthorn シルトホルン
回転レストランからの大景観は、夕刻がねらい目!
- 投稿日2015/03/23
ジェームス・ボンド潜入済みの絶景展望台
- 投稿日2015/03/23
シルトホルンの名前を知らなくても、頂上にある展望台「ピッツ・グロリア Piz Gloria」はどこかで見たことがあると思う人も多いはず。
実は1969年公開の007シリーズ第6作「女王陛下の007」でジェームス・ボンドが潜入した敵の研究所が実はここの展望台。
360度回転するレストランでは007にちなんだメニューや、記念ピンバッジなども売られているので、ファンにとってはユングフラウヨッホよりも外せない場所かもしれません。
ここからの眺望も素晴らしく、ユングフラウ地方の西のはずれにあるためアイガー・ユングフラウ・メンヒの3山の全体像をはっきり見ることができます。その他にもブライトホルン(Breithorn 3,782m)など200以上の山頂を見ることができます。
アクセスはまずミューレンまで行き、シルトホルン鉄道ロープウェーを利用します。中腹の途中駅ビルク(Birg)で一度乗り換える必要があり、ラウターブルンネン・シュテヒェルベルク方面の谷底から上がる場合は途中2回の乗換となります。シュテッヘルベルクを出てすぐ右側にミューレンバッハの滝が見えるのでそちら側に陣取るのも忘れずに。
インターラーケン・オスト駅〜シルトホルン(ミューレン経由)の正規料金はCHF129.60(2等利用)。
★割引一覧
スイストラベルパス/スイストラベルパス・フレックス:ミューレン〜シルトホルン間50%割引(インターラーケン〜ミューレン間は無料)
ハーフフェアカード(GA含む):50%割引
ユーレイルパス(セレクトパス含む):25%割引
Photo by Paul Stephenson
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ジャンル山・高原
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エリアインターラーケン
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住所
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アクセスMürren駅からロープウェイで約20分
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電話番号+41-33-8260007
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営業時間ロープウェイによる(詳細は公式サイトを参照)
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定休日ロープウェイによる(詳細は公式サイトを参照)
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公式サイト
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