ジャンタル・マンタル

ニューデリーにあるジャンタル・マンタルは、ムガール帝国時代の1724年に建造された大型の日時計・天文台。デリーの南西に位置するジャイプール王国のマハラジャだったジャイ・シング2世が建設した5つのうち、最初に造られた観測施設です。それぞれが天文観測をする機能を備えた、構造やサイズの異なる複数の建物が組み合わさった造り。高い精度を誇る石造りの観測施設としては、世界的にも珍しいものだといわれています。なお、インド国内に現存する4つのジャンタル・マンタルのうち、ジャイプールに残る最大規模のものは世界遺産に登録されています。 閉じる