マドレーヌ寺院

通称マドレーヌ寺院と呼ばれるサント・マリー・マドレーヌ聖堂は、パリ8区にあるカトリック教会。1991年登録の世界遺産「パリのセーヌ河岸」の構成資産のひとつに選ばれており、52本の柱で囲まれたギリシャの神殿のような外観が目を引きます。

守護聖人は、イエス・キリストに使えた聖女マドレーヌ（マグダラのマリア）。堂内では聖女の生涯を描いた6枚の絵画、パリの凱旋門の装飾にも携わった彫刻家カルロ・マロケッティ作の歓喜像のほか、ルイ18世が寄贈した彼女のものと伝わる聖遺物が保存されています。

青銅の扉に刻まれた、モーゼの十戒を現したレリーフも見どころのひとつ。1846年のパイプオルガンも現存していて、コンサートも開催されています。 閉じる