チャトラパティ シヴァージー ターミナス駅

チャトラパティ シヴァージー ターミナス駅は、インド第2の都市ムンバイにある鉄道の駅。かつてヴィクトリアターミナル駅と呼ばれていた歴史的な駅舎は、2004年に世界遺産に登録されています。

設計はイギリス人建築家のフレデリック・ウィリアム・スティーブンスによるもので、1887年に完成しました。ビクトリア朝のイタリア風ゴシックリバイバルと、伝統的なインドの建築様式の要素が融合したこの建物は、ムンバイのシンボル的な存在。

インドの宮殿様式を取り入れて弓状になった建物の上部には、ヨーロッパの城郭や聖堂を思わせる尖塔や、ドーム型の屋根が組み合わされています。内部もゴシック様式のアーチ型天井が目を引く重厚な造りで見応えあり。

夜になるとインド国旗の3色の照明で外観がライトアップされ、幻想的な姿に。写真撮影にもおすすめです。 閉じる