写真：Shutterstock

バヒア宮殿

エリア

モロッコ / マラケシュ GoogleMapを見る新規ウィンドウで開きます
ジャンル

城・宮殿

概要

マラケシュにあるバヒア宮殿は、イスラムとモロッコの様式を取り入れた宮殿。奴隷の立場からスルタン大宰相にまで出世した、シ・ムッサが個人宅として1867年に建設しました。

マラケシュにあるバヒア宮殿は、イスラムとモロッコの様式を取り入れた宮殿。奴隷の立場からスルタン大宰相にまで出世した、シ・ムッサが個人宅として1867年に建設しました。

モロッコがフランスから独立した際に国王が暮らす王宮となった後、ハッサン2世国王が文化的な象徴として観光客に開放。

150ある部屋や庭園などでは、漆喰（しっくい）や幾何学模様を描く色鮮やかなタイル、杉材などを使ったモロッコスタイルの装飾が見どころとなっています。中でもリヤドのサロンにある、北アフリカで最初に用いられたと考えられているステンドグラスの装飾は必見。

20世紀に入って宮殿は荒らされ、調度品などは持ち去られたと伝わっていますが、モロッコ建築の傑作と評される建物は一見の価値があります。