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■北極旅行の魅力って何…?
●極地の地理や歴史を、探検スタッフと共に学べます。
(船内は英語。日本人通訳ガイド乗船コース有)
●氷山はもちろんの事、壮大なる景色に出会えます。氷山とイヌイットの村のコントラストは絶景です。
●北極圏のさらなる極北を目指すクルーズツアーがあります。
●他にない、ユニークでまだ手つかずの自然に出会えます。北極クマに出会える世界でも最高の場所。セイウイチ、クジラ、パフィン、トナカイ、北極キツネ、ゾウゲカモメやその他多数の海鳥などとの遭遇も可能です。
●シーカヤック、キャンプが思いっきり楽しめます。
●写真家とっては最高のパラダイスです。

■スピッツベルゲン/スバールバル諸島クルーズツアーってどんな旅…?
●自然に生息する北極クマを見学できる地球上で最もベストな場所です。
●セイウチ、海鳥、クジラ「極地の野生王国」を探検します。
●氷山や氷河を見学します。
●野生の花々、ツンドラ地帯をハイキングします。
●ゾウゲカモメ、パフィンのコロニーを見学します。
●奥深いフィヨルドにあるモナコ氷河を見学します。
●北極キツネの観察も可能です。
■北極圏周遊ってどんな旅…?
●地球をコンパクトにぐるっと回るクルーズです。
●今年、最終航海を迎え、スペシャリストが乗船する特別な旅です。

■グリーンランド/ファイナルフロンティアってどんな旅…?
●まだ未踏の海岸や、眩しいアイスフィヨルドを探検します。
●世界で一番大きな島を訪問します。
●ジャコウウシ、北極クマを見学します。
●スコーレスビィサンド、世界でも一番大きなフィヨルドを見学します。
●バイキングの定住地を訪問します。
■北東航路ってどんな旅…?
●シベリア、ロシア北極圏をクルーズします。
●トナカイの群れや牧草地を見学します。
●ヨーロッパからロシアに向かう最終航海(北極海を通りヨーロッパとアジアを結ぶ最短航路のうちのひとつ)です。
●東シベリア海と、チュクチ海の間にある島ウランゲル島を訪問します。
●石油,採鉱の町を見学します。
●北極圏内を航海します。

■北極点クルーズってどんな旅…?
●地球のテッペンを訪問します。世界で最も類のない航海のひとつです。
●原子力砕氷船で3mの厚さの氷を砕く威力のある船でのクルーズです。
●ヘリコプターの遊覧飛行もあります。
●北極海の中にあるロシア連邦領の島、フランツヨゼフ島を訪問します。

■アイスランド/グリーンランド/スピッツベルゲンクルーズってどんな旅…?
●ナショナルジオグラフィック誌で、死ぬまでに行きたいベスト50ツアーの中に選ばれたコースです。
●アイスフィヨルド、燃え立つような火山、煌めく氷海etc.見どころの多いツアーです。・極北の野生生物すべてが見られるベストチャンスのクルーズです。

■極北航路、アジアのアムンゼン航路ってどんな旅…?
●今年が最終航海コースです。
●フランクリン隊&アムンゼン隊の航路をたどるクルーズです。
●氷上をヘリコプターで遊覧飛行します。
●グリーンランドの氷山群を航海します。
●アメリカ最北の地域にある水路、ベロー海峡を通過します。
●スペシャルゲストとしてJhon Murray(ドキュメンタリー映画のプロデューサーであり特に極地探検家のノンフィクション映画を扱い、多数の受賞作品を生み出している)が乗船します。
●カナダのイヌイット村ポンドインレットとカナダヌブト準州の町ケンブリッジベイを訪問します。

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- 北極 クルーズ 北極くま ハイキング 自然
- 北極をクルーズしよう!(6)大自然と触れ合うハイキング
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エリア:
- 北極・南極>北極>北極その他の都市
- テーマ:ハイキング・登山 クルーズ 動物
- 投稿日:2011/06/24 15:21
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スバールバル諸島スピッツベルゲン島の都ロングイヤービーンのフィヨルド対岸、北西に位置するアルクフォーネット、その東数キロにも及ぶ湾がトライグハムナTrygghamnaです。かつて捕鯨やセイウチの狩猟達が足場の良い港として利用していました。

ハイキングは目の前に三角形の大きな岩山がそびえている場所からスタートします。前回参加した時はそれほどハードな歩きでなかったので、今回もロングコースに挑戦、好奇心あふれる約50名の人たちと一緒に出発です。

いろいろな野生動物を観察しながらの歩きであるため、それほどの体力も必要ありません。いろいろと興味深い説明をしてくれるので、とても楽しいハイキングです。

足元は、ツンドラ地帯。時には残雪が残っている場所を横切ります。レンタルした長靴が重宝します。
しばらく歩くとゆったりと歩いているトナカイ発見。さらになだらかな丘を登るとトナカイの群れに遭遇。あたりは大小多くの石がごろごろと散在していました。

岩山には無数の海鳥のコロニーが見られます。泣き声がすごい!主にミツユビカモメとウミガラス。まさに海鳥の楽園です。岩肌に巣を作っている鳥に注目しているうちに雛を狙っている北極キツネを発見。Pink-footed Geese(コザクラバシガン)の親が雛を守るために北極キツネとバトルを始めます。私達はキツネの行動に釘付けです。とうとうすばしっこいキツネが2羽の雛を口にくわえて子キツネが待つ巣へと走り去っていきました。
残雪に横たわるトナカイの角や野鳥の死骸も発見できます。少し小高いところからの眺めは最高!小さく可憐な花々、大きな石に生える黄色のコケ…etc.自然にこんな光景がみられるのは貴重な体験です。野生動物の観察に夢中になり、時間忘れてしまうほど充実した時間です。
北極クルーズでは大小数々のフィヨルドを訪れて、ハイキングやバードウォッチング、野生動植物の観測、氷河巡りなどを楽しむことができます。リンとした空気、済んだ水面、雪解けの音、響き渡る鳥たちの鳴き声...etc.
日頃の喧騒から離れて自然との共存を肌で感じてみませんか?
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- 北極 旅行 クルーズ ハイキング
- 北極をクルーズしよう!(5)人気のスポット「マグダーレンフィヨルド」
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エリア:
- 北極・南極>北極
- テーマ:ハイキング・登山 クルーズ 自然・植物
- 投稿日:2011/06/20 14:10
- コメント(0)

マグダーレンフィヨルドMagdalene fjordenは、スピッツベルゲンのもっとも人気の高い観光ポイント。このあたりは大きな船が入れる場所はわずかしかなく、両サイドにそびえたつ山々のすばらしい景色は、ポストカードにも使われています。

氷がわずかに残る岸辺に上陸し、毛皮を捕って暮らしていた猟師の墓地を見学します。石で覆われたその墓はすでに数百年も経っているよう。17・18世紀中の英国人とドイツ人約150名の墓もあるそうです。

島をもっと楽しむならロングウォークコースがオススメです。雪の上に残る多くの北極キツネの足跡、山々に被る残雪と氷河から融けた浅い水溜り、そこに映る逆さ景色、etc.
耳を澄ますとかすかに氷が融け小川を通る音が聞こえてきます。小川の近くには白や黒のコケ類が生え、山肌には無数の鳥たちと澄んだ鳴き声が辺りに響きわたります。何とも言えないフィヨルドの美しさ!

■Magdalenefjorden マグダーレンフィヨルド
山から流れてくる氷河が海へとそそぎ山に残雪が残る、美しい風景が見られる場所として人気が高い。
1596年、Willem Barentsがここを発見。17世紀には主に英国の捕鯨基地として栄えた。
山の傾斜や海岸線、半島の低地にウミスズメの巣がみられる。また北極アジサシ、トウゾクカモメ、カオジロガン、ケワダガモなどが生息している。
捕鯨時代に亡くなった人達の墓や、ノルウェー政府によって献上された捕鯨人たちの埋葬記念碑がある。現在では、毎年2万人がこの島を訪問している。
【メモ】
1977年7月18日、オーストリア人の登山家が海岸でキャンプをはっていた時に白クマに襲われた。氷の上までひきずり仲間の目の前で殺されていった。その頃、すでに白クマは絶滅したものと思われており、Sysselmannの事務所で「ライフルは不必要である」と言われたため、なにも武器を持っていなかったのだ。この致命的な事件後、急速な変化を余儀なくされ、それ以来ライフルは必需品となった。
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- 北極 旅行 クルーズ ハイキング
- 北極をクルーズしよう!(4)スピッツベルゲン島ニー・オルスン
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エリア:
- 北極・南極>北極
- テーマ:ハイキング・登山 クルーズ 自然・植物
- 投稿日:2011/06/15 18:11
- コメント(0)

ニー・オルスンはかつて最も北に位置する町で鉱山の町でしたが、今では重要な国際リサーチセンターになっており、大気やオゾン層の研究のほか、地質学、生物学、氷河学の分野でも各国の研究者が情報を交換しています。
ここから眺める景色は最高!「北極」という聖域へ向かう扉にふさわしい場所です。

かつての炭鉱町の名残りの蒸気機関車がオブジェのように町の入口に置かれています。世界で一番北の果てにある線路だったのでしょう。

第二次世界大戦前からあるカラフルな木造の建物は、中に入ることができます。そのひとつに小さな博物館があり、入口には、唯一の公共トイレがあります。博物館では、1960年代初期ここに住んでいた人達の生活用具などが写真とともに展示しています。
広場にはアムンゼンの胸像があります。ニー・オルスンは1926年、アムンゼンとイタリア人のウンベルト・ノビルが飛行船にのり北極点へ向かった場所です。
土産屋もあり、だいぶ繁盛しています。ここにも日本人観光客が来るのでしょう。私は日本語でかかれたスバールバルの地質という本を購入しました。カードやNOKドルでも支払いOKです。最北の郵便局(夏季のみ営業。コミュニティーセンター内の受付が担当)もあります。ここへ来たら是非記念にハガキを投かんしてみてください。

■NY ALESUN ニー・オルスンの歴史
1916年ニー・オルスンは、世界でもっとも極北に永住している場所としてKings Bay Kull Company AS石炭鉱山会社が築かれた。スピッツベルゲンのほかの島と違って、石炭層が沿岸に広がっている。運よくそれは海面下であり、永久凍土層であった。第二次世界大戦前にはすでにホテルもできていた(Nordpolhotellet)。1945年に炭鉱が再び真剣にとりくみ始めるようになった。1950年の後半には、200名が住み、学校や病院、新聞まで発行するようになった。1948年1963年までの間にさらに爆発が起こり死者80人を出した大災害があった。最後の爆発は、1962年11月5日。その爆音は、ロングイヤービーンまで轟いたという。その翌年鉱山は閉鉱となった。以前の鉱山会社がマネージメント会社としてサービスやここでの施設の貸し出し会社として変化していった。1990年台には投資として歴史的特色(極地探検家や鉱山事業などの回想記録など)を残し保持していくようになった。その目的で小さな博物館もオープンさせた。
20世紀に入ると北極点探検と飛行機先駆者たちの役割が多かったとして知られている。アムンゼンAmundsenとエルスワースLincoln Ellsworthが2機のドルニエを持って北極点を目指したのが1925年であった。北緯88度まで達することができた。Byrdは、1926年ここニー・オルスンから飛び立ち、北極点を超えた最初の冒険家となった。同年にアムンゼンとノービルは、北極点を越えアラスカへと飛行船Norgeで成功を果たした。アンカーのバイロン(目標塔)が残されている。Nobileは、病で不運をたどったイタリア隊の一員として1928年にもどって来ている。ここにはアムンゼンの胸像、イタリアの記念碑、アムンゼンとエルスワースの記念碑、鉱山時代に住んでいた頃に亡くなった人の墓など多くの記念物がある。
今日二-・オルスンは国際的な科学調査基地になっている。中国(2003-04年以降で一番大きな科学研究所である)、フランス、ドイツ(AWI-2番目に古い基地1988年以降)、英国(NERC)、イタリア、日本、ノルウェー(1960年代後半に設置された一番古い研究所)、韓国、アメリカ、技術者Kings Bay ASのスタッフと合わせて冬期は約50名、夏は200名ほどの人数がここで働いている。
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- 北極 クルーズ スピッツベルゲン スバールバル諸島 ニー・オルスン
- 北極をクルーズしよう!(3)スバールバル諸島とは?
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エリア:
- 北極・南極>北極
- テーマ:ハイキング・登山 クルーズ 自然・植物
- 投稿日:2011/06/13 10:46
- コメント(38)

スバールバル諸島は北ヨーロッパのスカンジナビア半島(ノルウェー,スウェーデン,フィンランドのある半島)のほぼ真北、北緯74度から81度,東経10度から35度に位置し、ノルウェーのトロムソ地方に属しています。
スピッツベルゲン、ノルドオストラン、バレンツオイヤ、プリンス、カールス・フォロラン、エッジオイヤの5つの島と150もの小さな島々からなり、諸島最大の島はスピッツベルゲン島(Spitsbergen)。スバールバル諸島で唯一の有人島です(中心となる町はロングイヤービーン)。

スバールバルは、自然保護区となっており、珍しい海鳥やトナカイ、北極ギツネ、北極クマ、アザラシ、マッコウクジラやスナメリといった歯鯨が生息。高山植物や野生動物への危害を与えることは法律で一切禁じられいます。
■スバールバル諸島訪問のルール/スバールバル政府観光公社
1.極北のゴミとならないように。
訪問した記念に落書きなどしないでください。
2.鳥や他の動物たちを脅かさないでください。
あなたがお客様であることを忘れないでください。
3.生物の多様性に気を配り、花などを摘まないでください。
4.古い文化的な遺跡を大切にしてください。
1946年前からの人間の手によるものすべてが法律で保護されています。
5.シロクマを追跡したり気をひくような行動は禁止されています。
シロクマは獰猛なる動物です。また、脆弱な動物でもあります。
6.銃なしで定住地を離れないでください。また、銃の経験は必要です。
7.他のものにも気を配り、慎重に行動してください。
8.長期フィールドエクスカージョンに出かける場合は、
ガーバナーオフィースへ連絡してください。
スバールバルへの旅行者は届出が義務づけられています。
9.旅行に関する規則を熟知し行動してください。
10.主催ツアーに参加することをお勧めします。

クルーズで立ち寄る島々では、ハイキングで野生動植物を観賞します

さて次回は、クルーズ船で訪れるスピッツベルゲンの小さな町ニー・オルスンをご紹介します。お楽しみに!
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- 北極 クルーズ スピッツベルゲン ハイキング
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