1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ニューヨーク(アメリカ) 治安・危険情報
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

ニューヨーク (アメリカ) 危険情報の現地クチコミ

現地のプロ(11人)詳細

 
  • 1 ジョン F ケネディ国際空港(JFK)
  • 2 ペンシルバニア駅周辺
  • 3 フラットアイアン・ビル周辺
  • 4 タイムズ スクエア
  • 5 セントラル パーク
  • 6 ミッドタウン
  • 7 グリニッジ ビレッジ&イーストビレッジ
  • 8 ヘルズ キッチン
  • 9 ダウンタウン

ニューヨーク全域で注意したいこと

最新のニューヨークの治安に関する基本的な考え方

ニューヨークの「治安」は、近年、劇的に改善しています。特に、1990年代後半から2000年くらいを境に、それ以前と以後ではまったく別の都市と言えるほどの激変を遂げました。2015年1月、英国経済専門誌『エコノミスト』の調査部門、The Economist's Intelligence Unitが発表した「世界の安全な都市指標」(Safe Cities Index 2015)によると、日本の都市を除いた場合、人口1,000万人超の大都市の中では、ニューヨークが全米どころか『全世界で最も安全な都市』との結果になっています。

この劇的な変化の背景には、「世界の市長」と称賛され、雑誌『タイム』の「今年の人」(Person of the Year 2001)号の表紙も飾った元検事のルドルフ・ジュリアーニ氏と、絶大なリーダーシップと統治能力で高い支持率を維持し、史上最長の三期を勤めたマイケル・ブルームバーグ氏の二人の歴史的なリーダーの存在、そして2001年の9・11WTCテロ以降のニューヨークで急激に高まり、見事に根付いた地元の人々の「助け合い精神」や「地元愛」の影響が大きいと分析されます。

しかし日本国内では、まだ、その詳細がほとんど全くと言っていいほど報じられておりません。古い情報や誤った情報を鵜呑みにすると思いも寄らないトラブルに巻き込まれる危険性もありますので、注意しましょう。

[ご参考]
●世界の安全な都市ランキング…やっぱり日本の圧勝 Safe Cities Index 2015 by EIU
http://nyliberty.exblog.jp/24063213/

以下、直近の情報をもとに、マンハッタン内の危険地情報をリストします。誤解のないよう補足すると、普通に日中訪れる分にはこれらのエリアやスポットはとても安全ですのでご安心ください。なお、「マンハッタン」内の「グリニッジ・ビレッジ」や「ミッドタウン」を危険地域として列挙しているくらいですから、「ブルックリン」や「クイーンズ」などのエリアについては、その全域を治安に注意すべきエリアと考えた方が無難でしょう。いずれにしても、できる限り最新の正しい情報をご確認ください。

[ご参考]
●劇的に治安が改善したニューヨーク・・・意外なエリアが危ないそうです
http://nyliberty.exblog.jp/24094745/

最近は安全になったとはいえ、深夜の地下鉄乗車には注意が必要!

以前に比べて、ニューヨークの地下鉄の治安は大幅に改善しており、日中で利用客が多い駅であれば、比較的安心して利用することができます。しかし、利用客が少なくなる深夜には窃盗などの犯罪率が上がるため、乗らないほうが懸命です。夜には浮浪者や酔っぱらいの姿も目立ち、老朽化が進んだ駅は薄暗く雰囲気もよくありません。どうしても利用しなければならない時は、監視カメラが設置されている「Off-hours Waiting Area」で地下鉄を待ち、地下鉄に乗る際も、誰も乗っていない車両は避けましょう。

1 ジョン F ケネディ国際空港(JFK)

  • エリア
    ジャマイカ(ニューヨーク州)

通常の数倍の料金をふっかけてくる白タクにご注意を!

ニューヨークの空の玄関であるJFKも注意が必要です。空港到着後のターミナルでは、白タクと言われるぼったくりタクシーの勧誘が行われている場合があります。このタクシーに誤って乗ってしまうと、料金は口頭で交渉することになり、通常のタクシーの数倍の料金を吹っかけられます。もしタクシーの勧誘をされたら「No Thank You」と言ってはっきり断ってください。正規のタクシーは、空港の到着ロビー外にあるタクシー乗り場に停車しています。

2 ペンシルバニア駅周辺

  • エリア
    チェルシー
  • ジャンル
    その他の観光地

壊れたメガネを弁償させられるメガネ詐欺にご注意ください!

タイムズスクエア同様、常に観光客が多い場所です。地図を見ていたり、携帯電話を触って下を向いて歩いていたりすると、格好のターゲットになってしまいます。有名なのが、道でわざと人にぶつかり、もともと壊れていたメガネを相手に見せて、メガネが壊れたと言って代金を弁償させる詐欺です。私の友人はこの手口に引っかかり20ドルを相手に支払うはめになりました。万が一、こういったケースに巻き込まれてしまった時は、毅然とした態度で警察を呼ぶか、近くにいる第三者に助けを求めましょう。

3 フラットアイアン・ビル周辺

  • エリア
    フラットアイアン ディストリクト
  • ジャンル
    散策路・道

一度は観たいNYの摩天楼。でも犯罪に巻き込まれないよう要注意

ここではダウンタウンの23丁目~34丁目の間辺りを意味します。このエリアでは、命に関わる暴力的な犯罪の心配はあまりありません。ただし、データ上、スリ、置き引き、窃盗、詐欺などが多いエリアとなりますのでご注意ください。日中は問題ないと思いますが、特に夜間は慎重に。このエリアには、ニューヨークを代表する観光名所の1つ「エンパイア・ステイト・ビル」があり、夜景を見るために夜間に「エンパイア・ステイト・ビル」を訪れる方々も多いと思いますが、その周辺は、ビジネス街、古くからある問屋街、そして韓国人街などで囲まれており、人通りの少ない夜間は、観光客を狙う犯罪者が集まりやすい環境となっています。ニューヨークの超高層ビルの展望台から夜景を眺めたい方々から、よく「エンパイア・ステイト・ビル」と「ロックフェラー・センター」のどちらが良いか質問を受けることがありますが、治安面から言うと夜間も周辺に人通りの多い「ロックフェラー・センター」の方が比較的安全で、特に初めてニューヨークを訪れるという方々にはお勧めでしょう。

レストランでも油断は禁物!携帯電話や財布は肌身離さずに!

近年、窃盗などの軽犯罪が増えているエリアです。フラットアイロン周辺には数多くのレストランやショップが集まっており、スリや置き引きなどの被害に遭うケースが多いようです。私の知り合いは、このエリアのレストランで食事をしていた際に、テーブルに置いていた携帯電話が盗まれました。一度も席を立たなかったのにも関わらずです!貴重品はテーブルの上には置かず、肌身離さず持っていることが重要です。特に混雑しているレストランや、バーなどではスリや盗難に十分注意しましょう。

4 タイムズ スクエア

このスポットの観光情報を見る

  • エリア
    シアターディストリクト/タイムズスクエア
  • ジャンル
    散策路・道
    ショッピングエリア

観光客狙いのスリや、ニセキャラクターのチップぼったくりに注意!

以前と比べて劇的に治安が向上し、すっかり安全になったイメージのあるタイムズスクエアですが、スリや置き引きなどの軽犯罪は後を立ちません。人混みを歩く際はカバンの口をしっかり閉め、ズボンのお尻のポケットには貴重品を入れて歩かないようにしましょう。また、着ぐるみを着たディズニーやセサミストリートのキャラクター達が手を振って近寄って来ますが、すべてニセ物です。一緒に記念撮影をするとチップを要求されますので避けたほうが無難です。

5 セントラル パーク

このスポットの観光情報を見る

  • エリア
    マンハッタン
  • ジャンル
    広場・公園

自然たっぷりの都会のオアシスも、夜は危険が潜んでいます!

都会のオアシスで、犯罪とは無縁に感じられるセントラルパークでも、観光客は狙われています。ベンチに座って休んでいる時や、記念撮影をしている時に、無造作に置いた荷物がいつのまにか盗まれていることがあるので十分注意してください。日が暮れてからは公園には立ち入らないことが賢明です。何かあった際、人も少ないため、助けを求めることが難しくなります。また、ニューヨークの公園には閉園時間があり、閉園後も公園にいると不審者と見なされ警察官に捕まる場合もあるのでご注意を。

6 ミッドタウン

  • エリア
    ガーメント ディストリクト
  • ジャンル
    その他の観光地

マンハッタンの中心地。イベントやショーは気を引き締めて楽しもう

ここでは、だいたいマンハッタンの東西29丁目~59丁目付近を意味します。タイムズ・スクエアの劇場街、ロックフェラーセンター、5番街など等を含みます。その名の通りマンハッタンの中心地で、ニューヨークを訪れる観光客がほぼ不可避なエリアの1つです。しかし、警察発表データによりますと、残念ながらこのミッドタウンは、スリ、強盗、その他、暴力的な犯罪のプライム・スポット(多発地帯)になっておりまして、現在では、かつて危ないと言われていたハーレムよりも危険なエリアになっています。やはり、観光スポットの多いマンハッタンの中心地ということで、どうしても観光客狙いの犯罪者が最も集まるのでしょう。また、このエリアは、特に、タイムズ・スクエアなどで日中だけでなく、夜間のかなり遅い時間にもイベントやショーなどが開催されることが多々あります。そうしたイベントやショーは、とても楽しいものですが、ついつい気持ちが浮かれ過ぎて注意を怠ることのないよう、くれぐれもお気をつけください。

7 グリニッジ ビレッジ&イーストビレッジ

  • エリア
    ウェスト ビレッジ
  • ジャンル
    散策路・道

ハーレムよりも治安が悪い!?人通りの少ない裏道は特に注意

古くから著名な文豪、俳優、アーティスト、ミュージシャン等が住むエリアとしても有名で、ニューヨークの代表的な観光スポットの1つですが、現在では、ハーレムよりも治安が悪いという驚きのデータが出ています。深夜まで営業するカフェ、レストラン、バーのほか、有名なジャズやロックのライブハウスなどが数多く点在しているため、夜間に窃盗や強盗などの犯罪に巻き込まれるケースが多いようです。また、この辺りのエリアは、道が碁盤の目状ではなくごちゃごちゃしており、ストリート名も分かりやすい数字ではなく個別の名称になっていることから、犯罪者が潜む人通りの少ない裏道に迷い込んでしまう危険性も予想されます。暗くなってから初めて訪れるのではなく、明るい日中にお店を下見しておくと良いでしょう。また、できれば夜間だけでなく日中に訪れる際も、一人ではなくグループ行動(あるいは、一人の場合は誰か周辺に人通りがあることを確認しながら)の方が無難です。

8 ヘルズ キッチン

  • エリア
    ミッドタウン ウエスト
  • ジャンル
    その他の観光地

急発展を遂げる再開発エリア…地図にない工事中区画に気を付けて

ここでは、マンハッタン西側の14~34丁目付近を意味します。ギャラリー街で有名なチェルシー地区や、近年は、世界的な注目を集めている都市再開発プロジェクトの空中公園「ハイライン」全域を含むエリアです。チェルシー地区は古くから地元住民の暮らす居住地域を含み、かつてはマンハッタンの中でも比較的、治安の良いエリアとして知られていましたが、近年進んでいるギャラリー街やハイライン周辺での数々の再開発プロジェクトによって訪れる観光客が増え、観光客を狙った犯罪(特に強盗が多い)も増えているそうです。このエリアには、近年の複数の都市再開発プロジェクトの影響で、実際に行ってみないと分からない、地図などには載っていない工事中の区画も数多く点在しますので、そういう場所を通る場合は、特にご注意ください。

9 ダウンタウン

  • エリア
    ソーホー
  • ジャンル
    その他の観光地

世界中から観光客が集う人気スポット、治安に問題を抱える一面も

上述の「Crime and Safety Analysis」の定義上では、マンハッタン最南端のバッテリーパーク(Battery Park)、金融街(Financial District)、SoHo、トライベッカ(TriBeCa)などとなります。つまり、ハウストン通り(Houston St)以南のエリアです。移民時代にニューヨークが最初に開拓されたエリア全域や、世界のトレンド発信地としても有名なSoHoを含みますので、ニューヨークを訪れてこのエリアに行かない人はまずいないでしょう。でも、治安面からは、データ上マンハッタン内で2番目に危険な地域となりますのでご注意ください。特に、スリ、置き引き、窃盗に関しては、「ブルックリン」や「クイーンズ」どころか、さらに治安に問題のある「ブロンクス」を含めたニューヨーク市全域でも3番目に多いエリアとなっています。それだけこのエリアには観光客が集まるということなのでしょう。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。