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- ザルツブルグの美しいゴシック教会
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エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>ザルツブルク
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/10/16 20:59
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バロック装飾がめだつザルツブルグの教会の中で、この現フランチェスコ派の修道院教会だけは、美しいゴシックの天井と柱で他とは一味違う雰囲気を持っている。
下はホーエン・ザルツブルグ城から見たところ。

ひときわ目立つ丸い後陣は大聖堂。その左上に黒い三角にとがった屋根と塔を持っているのがこのフランチェスコ派の教会だ。
もっとも、ここがフランチェスコ派に任されたのは1635年からの事にすぎないのだけれど。
もともと八世紀にはこの場所に教会があり、11世紀頃かと想像されるロマネスク構造は入り口の方のアーチにそのスタイルを留めている。

ロマネスクのアーチの向こうに、より高く明るいゴシックの後陣が見えてくる。
そして後陣入り口に立って見上げると、五本の柱に支えられた華麗なゴシック天井が見る人を圧倒する。

この後陣部分は1223年に火災の後立て直されたので、それ以前のロマネスクと違う構造になったというわけだ。
1139年には教区教会に昇格し、1490年代には両開きのもっと大きな祭壇が造られていたそうである。 理由は分からないが、残念ながらその祭壇は解体されて、その一部を利用して1561年制作の現在の中央祭壇となる。

ひときわ目をひく中央のマリヤ像。

これはミヒャエル・パッハーが1495〜98年までかけて制作した旧祭壇の為の像を再利用してここに設置されたもの。
まわりの教会が当時はやりのバロックに改装されていく中、この教会だけはゴシックとそれ以前のロマネスクの雰囲気を保ちながら現代まで受け継がれてきた。
ゴシックの柱には15世紀終わりごろのフレスコ画がまだはっきりと見られる。
下はホーエン・ザルツブルグ城から見たところ。

ひときわ目立つ丸い後陣は大聖堂。その左上に黒い三角にとがった屋根と塔を持っているのがこのフランチェスコ派の教会だ。
もっとも、ここがフランチェスコ派に任されたのは1635年からの事にすぎないのだけれど。
もともと八世紀にはこの場所に教会があり、11世紀頃かと想像されるロマネスク構造は入り口の方のアーチにそのスタイルを留めている。

ロマネスクのアーチの向こうに、より高く明るいゴシックの後陣が見えてくる。
そして後陣入り口に立って見上げると、五本の柱に支えられた華麗なゴシック天井が見る人を圧倒する。

この後陣部分は1223年に火災の後立て直されたので、それ以前のロマネスクと違う構造になったというわけだ。
1139年には教区教会に昇格し、1490年代には両開きのもっと大きな祭壇が造られていたそうである。 理由は分からないが、残念ながらその祭壇は解体されて、その一部を利用して1561年制作の現在の中央祭壇となる。

ひときわ目をひく中央のマリヤ像。

これはミヒャエル・パッハーが1495〜98年までかけて制作した旧祭壇の為の像を再利用してここに設置されたもの。
まわりの教会が当時はやりのバロックに改装されていく中、この教会だけはゴシックとそれ以前のロマネスクの雰囲気を保ちながら現代まで受け継がれてきた。
ゴシックの柱には15世紀終わりごろのフレスコ画がまだはっきりと見られる。

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